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『田中達也展 みたてのくみたて』

身の回りにある色々なものをミニチュアと合わせて別のものに見立てる、というアート作品を作る、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんの作品展示
『田中達也展 みたてのくみたて』を見てきました。

私は田中さんのSNSで見立て作品を知って面白いなと思ったのがきっかけで今回の展示に行ったのですが、会場に着いてみると入場に長い列ができていて、すごい人気なんだなと実感。
子連れの方や外国人の方も結構いて幅広い客層でした。

展示内容は主に、見立て作品を撮影した写真という形のものが多く、1部は見立て作品そのものをあわせて展示していました。

こんな感じでミニチュアと組み合わせることで身の回りのものが別のものに見えるようになります。
ユーモラスなタイトルと合わせることでより楽しめるのが田中さんの作品の面白さ。

全て写真撮影OKというスタイルの展示で、ミニチュア作品を自分で撮影してみるのもまた楽しいのですが、やはり田中さんが撮影した写真みたいな雰囲気を出すのは難しいですね。

同じアイテムを使って別のものに見立てた作品や、

使うミニチュアのサイズによって見立て方が変わる、とか、モノを擬人化する際にモノのどこに「顔」の部分を持ってくるかで見え方が変わる、という説明などが特に興味深かったです。

会場を出たあと、高島屋の本館と別館をつなぐ連絡通路に立って外を眺めると、歩いている人がミニチュアに見え、窓のたくさんあるビルはチョコレートに、道のタイルはビスケットに見えるという完全に「見立て脳」になっていました。











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