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袖を通すと誰もが夢中になる「シアーなニット」とChappy YarnさんのCocoon Mohair

「横から見た時が可愛いニット」
洋服ってつい、前からを気にしがちだけど、横から見た時のシルエットって結構大事、って勝手に思ってる。

そんな、横から見たシルエットが可愛いニットが完成した。

Sheer na knit  
designed by. Tomoko Yokoyama

このニットは幸運なことに、完成品を試着させてもらえる機会があった。もちろん横からのシルエットを見てみる。後ろ側がコロンとしてて可愛い♡
わたし個人の経験則から、カバンやポーチの内布が派手であることや、小さな携帯品(手鏡やリップなど)に小さくイニシャルや名前が刻印されてることなど、どの年代の女子(当の私は立派な大人なのだけれど)にも「可愛い〜」と称されるものはいくつかあって、そのうちの一つに、トップスを横から見た時のこっくりシルエットがあると思っている。
ヒップにかけて丸く包み込む姿は誰が見ても、可愛い!と口をつくはず。ついでにヒップを包み込んでくれる安心感が大人女子には喜ばしくもある。

実際、試着会(正確には編み会)で袖を通した人、誰もが鏡の前で「かわいー!編むー!」と口を揃えていた。女子力くすぐる可愛いパターン♡

更にこのパターンは、とってもシンプルで編みやすい。極細モヘアが800mもあれば編めてしまうという糸量の少なさも魅力。そしてシアー。軽やかな素材は優しさを強調してくれる(と思っている)。。

ただ一つ。注意点があるとすれば、カセや玉の状態の色味とは結構異なる仕上がりになるということ。シアーなだけに色味がかなり薄くなるのだ。そのイメージは念頭に置きつつ、糸を選ぶのがおすすめ。決してそのままの色は出ないので要注意!!

あとモヘアはちくちくが苦手と言われてるのをよく耳にする。幸いにも私はモヘアでちくちくを感じたことはないのだけれど、糸が抜けて飛び回るのは保湿しまくっている顔周りにまとわりつき、少々困る、、というのはある。カセでの購入の場合、玉巻きの時に部屋中に飛び散るのはご愛嬌だ。

その点、私が今回使ったChappy YarnさんのCocoon Mohair は玉巻きの時も編んでる最中も飛び散る毛が少なかったように思う。「芯が強い」と聞いていたのでそのせいかもしれない。毛足はそこまで長くないので、芯を拾って編むのもやりやすく、初心者の方にもおすすめだ。(ただ一つ。人気が故、手に入りにくいことを除けば…)

芯が強いから襟元などもヨレヨレしないんですよ、と聞いて購入したのだが、残念。今回のパターンはその点(モヘアで編んだセーターの襟元はよれやすい)も考慮されていてダブル仕立てになっていた。。笑
なので、ChappyさんのCocoon Mohairでなくても襟元がヨレヨレすることなく着用できる。

ダブルなので襟の上部が折られている。

そしてChappyさんの染める糸は濃淡がとても美しい。
その点もこのシアーなニットとの相性がピッタリだった。

濃淡…見えるかな、、、

この手染めの美しさを堪能できるのが手編みの醍醐味。
編んでいて何度もため息が出る美しさだ。人気なのも大いに納得!!

さてこのニット、シルエットが気になるかと思うので置いてみた↓↓↓

こんな形。(撮るのがだいぶ難しい…)
袖位置がだいぶ下にあるのがお分かり頂けるだろうか?
となると気になるのは腕を挙げられるのか…問題。

腕、挙げてみた。
ここまでが限界。笑
これ以上、上げるとインナーが丸見え。
(インナーについては別記事に載せました)

でもこの袖が可愛いの。
電車では吊り革ではなく縦の手すり?を持つことにすれば良い!って思えちゃうくらい♡

1枚目の写真は後ろ身頃を出していて
こちらは後ろ身頃の裾を少しウエストインしてます

この、たる〜〜んとしてる袖がツボ♡
こんなに可愛いんだもん。手を上げられなくても気にしない!笑 

針は1号づつ上げて編みました。
3.9mm,4.2mm,5.0mm,6.0mmを使用。
ほぼ指定通りのサイズに仕上がってます。
その他、変更点はなし。

Cocoon MohairはChappy Yarnさんの手染め糸。
色はMidnight in Paris
オンラインで販売されたりもしますが、すぐに売り切れてしまうので、私は秋口に行われるイベント(イトマ!やスピニングパーティー、吉祥寺で毎年行われるChappyさんのpop up shop)などで購入してます。その他イベントやオンラインアップデート情報はインスタグラムでチェックしてみてください↓


パターンはravelryにて。
登録は無料です♪

ではでは。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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