FA CUP 3rd : Man City v Salford City
週末に行われた、FAカップ3回戦、マンチェスター・シティ対サルフォード・シティの感想を書いていきたいと思います。今朝放送のブレントフォード戦前に書いた内容となりますので、情報の食い違い等ありましたらすみません…T T
今回の相手は、4部のサルフォード・シティ。2年前にマンチェスターへ旅行した際に、オールドトラフォード近隣に泊まったことがあるのですが、その時の地名がSalfordでした。「同じ地名だけどまさか…」と思っていたら、本当にマンチェスターのSalfordのチームだった…。シティよりも遥かにユナイテッドの「お隣さん」なクラブを知ることができて嬉しいですね。それにしても一つの地域に複数のサッカークラブがあるなんていいなぁ。
ユニフォームもレッドデビルスと同じ赤だったり、ユナイテッドOB達の顔ぶれも見えたりと、まるでこれもひとつのダービー。そういった目線でも楽しめる試合でした。
それでは、試合の中で気になったことをまとめていきたいと思います。
① マテウスヌネス、オライリーの偽SB。攻撃的な陣形にわくわくする。
ヌネスSB起用は初めて…ですかね?以前にもあったらすみませんが、なんだか良い感じがしました。最近はサイドで起用されることも多いヌネスですが、本来ボールをキープして、パスを散らせる役割ができるピボーテの選手ですから、中盤にいてくれるとワクワクしますよ。そこから彼の得意なドリブルでの持ち運びがあれば、だいぶチーム全体が前進できるような気がします!
オライリーについても、グアルディオラは会見で「守備的なMFもできる。彼は信じていないけどね。」と言っていました。私も正直、彼に守備的なイメージは無いんですが、ペップの選”選手“眼を以てしてそう言うならそうなんでしょう(笑)8歳からシティ育ちのオライリー、今後の成長の行方も、見ておきたいところです。
② ゲームメイカーのグリーリッシュと、ストライカーのドク。
グリーリッシュとドクの併用が好きなのは私だけでしょうか。笑
2人がピッチに立っている時はいつも、良い関係性を見れている気がします。両者ともメインのポジションが左サイドなので、どうしても序列という縦関係で見てしまいがちですが、実際にはタイプが180度異なりますし、連携という意味ではかなり良いと思っています。
独力で打開するドクと、チームに調和をもたらすグリーリッシュ。(解説・田中さんの「若手や控えの選手が多く、アピールをしたいという気持ちが前に出がちな中で、グリーリッシュが和ませている」といった表現もぴったりだと思いました。)
ピッチではもちろん、ピッチ外のキャラクターを見ても、すごく周りを見てバランスを取ってくれるグリーリッシュ。新入りの選手に優勝トロフィーを掲げさせてあげるような、みんなの兄貴感が大好きです。若手でゴリゴリ攻めてくれるドクとのハーモニーを、今後も見れたら良いなと思っています。ちなみに、”仲良しのハーランドがグリーリッシュの近所へ引っ越してきた”という情報、最近インスタ見ていなかったので知らなかったけど、すごく和みましたね~(笑)
③ みんながアタッキングサードにいる時のシティが最高!
「サルフォードがマンツーマンで守っていたのでキツかった。」とグアルディオラは言っていましたが、それでも個々の優位性でプレスを引き剥がし、のびのびと攻撃へ向かう姿を見ることができて楽しかったです。“全員アタッキングサード”状態のシティは、どこからも展開できる感じがするし、ワンツーのリズムも心地よい。そんな無敵感があります(笑)
(とか言って、まだ観れていないブレンドフォード戦ではどうなっているでしょうか…)
④ どこへゆくウォーカー
ウォーカーがまた出たがっていると聞きました。今回は「食事に行って彼の不可欠さを説得し、無事引き留められたよ(^^)」とはならなそうですね。笑 ウォーカーがいないとレアルマドリー戦の右SBは誰になるんだろう。ウォーカーvsヴィニシウスが観れなくなるのは残念だ…。ウォーカーvs三笘とかね…。以前林陵平さんが、ウォーカーvsチェルシー・ムドリクの並走を、外車同士のレースのように例えていたことも印象深かった…。
なんて思い出をつらつらと書き、まるでお別れムードですね。すみません。笑
⑤ デブライネにCH(センターハーフ)は無理?
記者から「デブライネのCH起用は無いのか?」と聞かれ、「NO」とキッパリ断るグアルディオラ監督。「彼は継続的な守備は難しいし、彼のエネルギーは違うところにある」とのことですが、そうですよね。勿論ゲームメイク的な役割も、やればできるとは思うのですが。。。あのラストパスを差し込むセンス…タイミング、そしてとてつもない鋭さも、ゴール前の攻撃でこそ発揮してほしい才能です。そう考えると改めて、結構攻撃的な選手なんだなぁと実感しますね…!(デブライネについて考えだすと永遠に話してしまいそうなので、また別の機に少しづつ書いていきたいです。)
と、色々と書き綴ってしまいましたが、ブレントフォード戦を観た後ではまた何か変わったことがあるのでしょうか…!なんてこれを書きながらワクワクしています。
長くなりましたが、ここまで読んでくださった方々、どうもありがとうございました!