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PL14節:Man City v Nottingham Forest

 こんばんは。
 12月になりましたが、師走というより試合に追われる日々です。笑
 今日も試合の感想や、会見の内容などを少し纏めていきたいと思います。


 ①戻りつつある、シティらしさ

 
密度の高い中盤と、流れるようなポジションチェンジ、インテンシティの高いプレス、それらが連携した攻撃…やっとまたシティらしい試合が戻ってきたのかな…!という印象です。

 デブライネ、ベルナルドシウバ、グリーリッシュ、ドク、ギュンドアン…と、中盤〜2列目の選手たちが、互いにポジションを入れ替えながら終始動くので、もはや誰がどこにいるのか追えないほどでした。

 特にベルナルドとデブライネのパス交換から、いくつかの良いチャンスが生まれていたのは、本当に良い時のシティという感じがして嬉しかったです。

Goodなコンビネーションでした!

 
 そんな中、トップ下にはグバルディオル。「一時的に前に出ているのかな?」と思いきや、ずっとその位置にいたので思わず笑ってしまいました。ハーランドからパスを受けてシュートする姿は、ストライカーのようでした。
 
 心配していたプレスバックも、皆うまく連動性を取り戻して、粘り強く対応していたと思います。ひとつだけ心配が残るとしたら、アケ・アカンジの交代ですが、大きな怪我などではないことを祈るばかり…。
 
 それでも総じて良い試合だったと思いますし、何より連敗記録が止められたこと、エティハドのサポーターも熱く後押ししていたのもすごく良かったです。
 

グリーリッシュのインサイドハーフ適性について

 
次節クリスタルパレス戦に向けた会見で、グリーリッシュの話題が出ていました。今回ウイングであるグリーリッシュがインサイドハーフのエリアでもプレーしており、さらにその役割での質が高かったということで、彼の適性を問うような質問です。


 記者「3年前に彼を連れてきたとき、彼のインサイドハーフとしての特性、能力を知っていましたか。それともいつもウイングとして考えていましたか。」

 ペップ「彼にはインサイドハーフでプレーする適正があるよ。ウイングでプレーさせているのは私のミスかもね。でもアストンヴィラでは、初期配置で中というよりも、左サイドから中へ入っていくというのが定番だった。でも彼は完璧にどちらにも適応できるね。

 記者「あなたが彼のフィット具合について聞かれた際、『次の試合も見てみよう』と言いましたが、彼は怪我をしていたんでしょうか。それとも彼がシーズンの間、十分なプレーをしていないという意味でしょうか。」

 ペップ「いや、いま全プレーヤーがコンディションで苦労している。怪我人も、フィットする人も。だから次の試合で、彼らの様子を見てからだと言ったんだ。」

 記者「彼はインサイドハーフの役割をプレーするのが楽しそうに見えました。昨シーズンから18ヶ月続いていた難しい時期(多くの出場機会が得られていない期間)が終わるのではないでしょうか。
 彼が今回のことによって自信を高めたと感じましたか。もしかして新たな挑戦のようなものとして、トレーニングでも返り咲く段階になり得るでしょうか。」

 ペップ「わからない。まだ1ゲームだからね。今後たくさんのことを見ていく必要がある。自信は彼が何年もかけて自分から得るものだ。私が与えるものでは無い。」

 記者「彼のトレーニングでのムードはより良いと思いますか。彼はハッピーなときは、*Big Personalityで…」

 ペップ「ジャックのムード?」

 記者「はい。彼がハッピーだとより生き生きとします。」

 ペップ「みんながハッピーで生き生きとしているよ。ジャックだけではなくね。彼らは何年も証明した。私は疑っていない。彼が真ん中でプレーするのが好きなのは知っているし、今は需要もある。もちろんオフザボールでも大きな影響をもたらして、とてもとても良かったよ。」


《補足》
*1) Big personality:器が大きいとか、豪快で気にしない性格とか、人柄を表す。グリーリッシュの性格も結構そんな印象ですが、「ハッピーだとより彼らしくいられる」という解釈で「生き生きと」


 ③次節の対戦相手クリスタルパレスについて
 
次節の対戦相手についての話題も、会見で少し触れていました。


 記者「クリスタルパレスは今シーズン少し苦しんでいましたが、それについて驚きはありますか。

 ペップ「彼(オリヴァー・グラスナー)はよく戦っていると思う。結果は結果だ。時には仕方ない。でもそれは敵として言っているわけではないよ。彼らは前進している。昨年は素晴らしいフィニッシュで、最後10ゲームに関しては、おそらくベストチームの1つだった。結果には苦しんでいるが、フィジカリティや、セルハースト・パークでの強さ、戦い方はアグレッシブでとても良く、こちらがビルドアップを組み立てるのは難しい。クオリティはあるんだ。」


《補足》
・グラスナー監督は昨シーズン就任後、13試合を7勝3分3敗で収め、チームを10位で着地させた。
・セルハースト・パーク(Selhurst Park)…ロンドンにあるスタジアム。


 ④まとめ
 次節はアウェイとなりますが、今回の勝利によってまたチームもサポーターたちも、明るい気持ちで試合に臨めると良いなと思います。グリーリッシュの今後も楽しみです!

 
 以上、長々と書き綴ってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございましたm(_ _)m

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