ロックンロールと精神について
私はロックに救われてきた人生でした。
きっかけはGreenDayのAmericanIdiotを聞き、曲の意味を知ったとき。
なんとなくこの世界は不自由なんだな
「~しなくちゃならない」でみんな生きているんだなと思っていたのですが
ロックの世界は自由そのものでした。
正解がない。
どんな曲でも価値を持つ。
すべてが尊重される。
その出会いは大学生時代でしたが、私の考えの根底を覆すような、大きな衝撃でした。
そして不自由な世界の中にある自由な世界にあこがれを抱き、今ではそこが私の唯一の居場所になりました。
Twitterで
「大人になっても仕事で謝ってばかりで泣きながら仕事をしている」
「これがロックンロールを信じた男の末路かよ」
というつぶやきを目にしました。
Twitterではメンタルヘルス的なことは書いていないので(私にとっての義弟に見られると姉である妻が怒られるそうです)
直接その人にお伝えすることは控えていますが、多分、その人は私と同じなんだなと思いました。
ロックに生かされているのだと。
貴方は今、現実世界では辛いかもしれないけど、ロックンロールを信じているから、今生きているんだよと。
そして、ロックは不自由な世界を壊せるんです。
昔・・・今も本気でやろうとした人が何人もいました。
全人類の世界は壊せていないかもしれません。
でも、少なくとも私の世界を、不自由な世界を、壊してくれた人たちは何人もいます。
ちょっと脱線しますが、個人的に多分、一番全人類の世界の破壊に近づいたのはジョンレノン。
私にとっては、そういう人は挙げきれませんが、強いて一人名前を出すなら忌野清志郎。
まぁとにかく私が楽器を触って音楽を続けている理由はそこにあると思います。
この不自由で、生きづらくて、不完全で、狂った世界を、少しでも壊したいんです。
ロックは音楽ではありません。
それは概念、考え方、生き方なのだと思います。
音楽はロックの一表現手段であるだけです。
今現在は私にとっては蜘蛛の糸です。これが切れたら今度は確定で修復不可能に精神が壊れます。
どうか、明日朝起きたら世界が壊れていますように。
今日もそう願いながら睡眠薬を飲んで寝ようと思います。
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