【遊戯王マスターデュエル】リチュアスプライトにシンクロを混ぜてみる話【リチュア】
皆さん、こんにちは。
遂に、待ちに待ったリチュア新規がマスターデュエルに実装されました。
ということで、早速リチュアと相性抜群だと聞いていたリチュアスプライトを回していた訳ですが、想像以上にリチュア側だけで動きが完結している。
無論《スプライト・エルフ》には依存しまくりな訳ですが、《ギガンティック・スプライト》のリクルート先はリチュアに固定されていないのです(ネーレイマナスがレベル2縛りに引っかかるのである種当然かもしれませんが)
《ギガンティック・スプライト》が自由ならば、色々と悪さができるのではないかと考え、思いついたのが、魚族友達であるゴーティスを無理矢理混ぜ込んでみようというもの。
心の中の天使は「《スプライト・キャロット》を出して魔法罠対策した方が強いよ」と叫んでいますが、悪魔に従ってゴーティスに繋げます。
※色々試していたら汎用6シンクロだけでなく、汎用8シンクロに辿り着くルートが生まれたので、おまけで軽く紹介します(ゴーティス出すより確実に強いのは内緒)
リチュアスプライトとは
名称ターン1をもたない古のカードである《リチュア・アビス》を過労死させながらアドを稼いでいくデッキ。
既にリチュアスプライトの解説動画がYoutubeに溢れている以上、こんな場末で解説してなくても知っている方が大半でしょうので、リチュアスプライトの解説は全カットです。
デッキリスト
展開ルート
初めに展開ルートの大筋を示して、その後にそれぞれの詳細を書いていきます。
①《ギガンティック・スプライト》で《水晶機巧-シトリィ》をリクルート
《ギガンティック・スプライト》のリクルート効果を使えばレベル2縛りがついてゴーティスシンクロを出せないので、相手ターンシンクロでゴーティスシンクロに繋げる必要がある。
レベル2で相手ターンシンクロができる、そんな都合のいいがカードがある訳ないと思ったら、ちゃんと存在しているのが遊戯王。
それが《水晶機巧-シトリィ》ちゃんです。
相手メイン及びバトルフェイズに、自身と墓地のモンスターを除外して機械族シンクロモンスターをシンクロ召喚できる効果をもつ。
相手ターンに墓地シンクロという中々の脱法具合だが、代償として素材が除外される事と機械族限定な事に注意。
②《水晶機巧-シトリィ》の相手ターンシンクロで2レベル縛りを避けながら《水晶機巧-クオンダム》をシンクロ
《水晶機巧-シトリィ》ではシンクロ先に機械族縛りがある為、魚族であるゴーティスには直接的には辿り着けない。従って縛りなく相手ターンシンクロが可能な機械族シンクロモンスターが必要。
そんな都合のいいカードがやっぱり存在していて、それが《水晶機巧-クオンダム》君。
《水晶機巧-シトリィ》のシンクロでは素材が除外されてしまう為、《スプライト・エルフ》で再利用しない《ヴィジョン・リチュア》を素材にし、《水晶機巧-クオンダム》を出す。
※《ヴィジョン・リチュア》はリチュア儀式モンスターサーチのリチュア
相手メイン及びバトルフェイズに、自身と盤面のモンスターでシンクロ召喚できる効果をもつ。
この効果で《ゴーティスの大蛇アリオンポス》を出すのだが、現状だとシンクロ素材が足りないので、一旦《スプライト・エルフ》の効果でシンクロ素材の確保を行う。
③《スプライト・エルフ》の効果でレベル2モンスターを蘇生(シンクロ素材確保の為)
蘇生先はレベル2非チューナーであれば何でも良い。
《リチュア・アビス》か《グリム・リチュア》を蘇生してリチュアの後続確保でも、墓地に落ちているならば《スプライト・ブルー》を蘇生してスプライトの後続を確保するも自由。
④《水晶機巧-クオンダム》の相手ターンシンクロで《ゴーティスの大蛇アリオンポス》を経由して、魚族8シンクロで妨害
満を辞して《ゴーティスの大蛇アリオンポス》をシンクロ召喚。召喚時効果でデッキの《ゴーティスの紅玉ゼップ》を除外。
《ゴーティスの紅玉ゼップ》は除外をトリガーに、魚族縛りのシンクロが可能。
《ゴーティスの大蛇アリオンポス》と《ゴーティスの紅玉ゼップ》を素材に魚族8シンクロである次の2種を状況によって使い分けて、相手の妨害を行える。
左側の《白闘気白鯨》は召喚時に相手の攻撃表示モンスター全破壊。加えて2回攻撃と守備貫通と自己蘇生ができる贅沢な奴。
右側の《ゴーティスの双角アスカーン》は召喚時に相手フィールドのカードを1枚選択して除外。比べると地味にも思えるが、後ろにも触れる優秀な効果。
注意点として《ゴーティスの大蛇アリオンポス》が着地したら、そのままノンストップで妨害札のシンクロまで行き着いてしまう。
その為《水晶機巧-クオンダム》の効果は妨害のタイミングまで温存させること。
⑤シンクロ素材になった《ゴーティスの大蛇アリオンポス》の効果でリチュアの後続をサーチ
シンクロ素材になった《ゴーティスの大蛇アリオンポス》は墓地の魚族モンスターを除外することで、そのレベル以下の魚族モンスターをサーチできる。
《ゴーティスの大蛇アリオンポス》自身を除外すれば、《グリム・リチュア》をサーチして後続を確保できる。
まとめ
以上が水晶機巧出張のゴーティス展開になります。
《ゴーティスの大蛇アリオンポス》の召喚条件はチューナー+非チューナーのいわゆる汎用6シンクロなので、汎用6シンクロ展開でもあります。
汎用6シンクロには様々なカードがありますが、妨害と後続のサーチを両立できる点において《ゴーティスの大蛇アリオンポス》を経由するゴーティス展開はリチュアと相性が良いです。きっかけはただの思い付きだったのに、しっかりと理にかなった組み合わせになってて驚き
しかし、2枚とはいえメインデッキに不純物を混ぜているので、従来のリチュアスプライトよりも事故率は上がっていますし、《水晶機巧-シトリィ》と《ゴーティスの紅玉ゼップ》は素引きするとギミックが崩壊します。
ただ素引き事故はギミック崩壊よりも、実質1ハンデスの出力低下がキツいです(普通にスプライト展開すれば良いだけなので)
あれこれとネガティブな事も書きましたが、回していて楽しいは正義です。
1つのデッキで儀式, エクシーズ, リンクに加えてシンクロまでフル活用するのは楽しいので、興味を持っていただけた方には、是非ともおすすめします(追加で入れるカードはSRが多いものの、URはないので比較的作りやすいかと)
おまけ エルフを犠牲に汎用8シンクロを出せるルート
汎用8シンクロを出すにはスタートの盤面に少し工夫が必要で、《イビリチュア・ネーレイマナス》の効果でレベル4の《シャドウ・リチュア》を蘇生します。お相手視点操作ミスったリチュアスプライトになる。
《スプライト・エルフ》と《リチュア・アビス》で《ギガンティック・スプライト》を召喚し、《水晶機巧-シトリィ》をリクルート。
おまけのおまけで《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》について
《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》の存在によって、遊戯王ではたびたび8 = 10の等式が成り立つことがあります。
今回の展開においても《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》を経由して、汎用10シンクロに繋げるのは可能ではありますが、以下の問題点があります。
回していてかなり無理を感じたので、汎用10シンクロを着地点とするなら、新しく展開ルートを開拓した方が良いと感じました。誰か良案を求む。
以上でおまけも最後になります。
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