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子育ては大変なこと続き。でも大変さがなくなると、寂しくなるのが親というものなのだろうか。
長男が保育園を卒園する。
1歳2ヶ月で保育園に入園してから5年間。
入った頃はとてつもなく長く思えた。
小学校に入るなんて、すごく先のことに思えた。でも終わってみるとやっぱりあっという間。なんだろう、この感覚は。でも確かに、ここから子育ての別フェーズに入っていく、そんな気がする。
毎週毎週、月曜日になると保育園でお布団をセットしてから仕事に行った。
毎週のことのくせに、月曜になると「ああ、お布団セットしなきゃ」と面倒になったものだ。そして雨なんか降ると、「荷物が多いのに!雨め」なんていつも思ったりした。
長男のお布団はもうセットしなくてもいい。
もうかけることのないお布団カバーを見て、なんだか切なく寂しくなった。
ああ、子育てってこういうことなのかな。
一つ一つ、大変だったことがなくなり、そしてまた大変なことがやってくる。
その大変さは日常になり、当たり前になり、そしてなくなると少し寂しくなる。
こういうことを何度も何度も繰り返して、子どもたちは大きくなっていく。
なくなると寂しくなるんだ、と思うと、「大変」と思うことにもっと向き合えるのかもしれない。
心から、卒園おめでとう!
親子共々はじまる新しい社会にワクワクしながら。