live2D男性モデルで真横を向きたい
はじめに
Live2D実験をしているhalです。今回は男性モデルで真横を向かせる備忘録になります。
まずタイトル図を見ください。あまり良い横顔ではありません。整えていくことは難しいうえ、配信で真横を使うことはほとんどありません。
おすすめしません。
ですが、動画を作成する場合、横からの振り向きは頻出します。動画作成のためのモデルであれば真横を作成するのもよいでしょう。
また、こちらのモデルはnizimaにて販売しています。ビューワーで動きの確認もできますので、ご覧ください。
今回は鼻と唇、二点を説明していきます。
鼻
鼻のパーツは主線、鼻の孔左、鼻の孔右、鼻、鼻マスクパーツに分かれています。鼻と鼻マスクはまとめてしまってもいいのではと思います。(塗りのタッチの都合上分けています)
鼻パーツは主に鼻の色合い、鼻マスクは主に鼻のシルエット、奥の目を隠すポケットに使用しています。
鼻の孔は左右を別にし、45度を超えたあたりで奥の孔を透明度で消しています
鼻の主線はフレア円にクリッピングさせ、円を動かすことで表示させます
唇
唇は通常のくちパーツのほかに、上唇主線、上唇塗り、下唇主線、下唇塗りを用意します。
次第に唇が表示されるよう透明度を調整します。
唇は上下ごとデフォーマーにまとめ、口の開閉パラメーターに紐づけます。輪郭のほほ部分からずれないよう注意しつつ、開閉に合わせて動かします。
最後に
こちらで使用したモデルは真横を向く高可動域のほかにVtubeStudio用のハンドトラッキングを搭載し、多くのアニメーションを実装しております。よろしければnizimaのビューワーを確認いただき、製作に行き詰った方の参考にしていただければ幸いです。
よろしくおねがいいたします。
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