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日本最強の縁切神社 安井金毘羅宮 源頼政公に出逢って学ぶコミュニケーション

先に書いた昨年秋に鞍馬山と貴船に行った話は、失礼ですが…
『ついで参り』だったのです。

 本当の御用は安井金比羅宮に御礼参りをしたくて京都に出かけたのです。
前回来た時は、札がワサワサ貼り付けられ狂気じみた石の穴を四つん這いになって通り抜けました。恥をかなぐり捨てて一心不乱に。

今回はチャネリングをかじりはじめましたので、
『こうやって視れば良いんだな』と視てみると
お社の上空いっぱいに濃紺の着物を着た平安貴族と思しき恰幅の良い中年男性が怨みのこもった表情で睨みをきかせています。
すかさずGoogle検索で御祭神を確認!
三柱いらっしゃいますが、濃紺の着物を着た平安貴族と言えば源頼政だろうと画像を確認。
やべえ!空で睨んでるおじさんだわ。神様まで検索出来るって便利な世の中よね。

感心しつつ、怨みのこもった表情が恐ろし過ぎて御礼もろくに言えずに神社を後にして東山観光へ。
ちなみに私はまだ名前をお伺いするスキルは持ち合わせて居ません。着物の色が違ったら崇徳天皇と見分けはつきませんので悪しからず。

でも『最近の若い奴は、願いしておいて御礼もろくに言えんのか!?』と、あんな怖い顔をしたおじさんに睨まれたら更に怖いなと思うのです。
普段の人間関係でもそうでしょ?

頼んだ方は『ついででしょ。ちょっと頼んだだけなのに怒らなくても』
頼まれた方は『自分の事は後回しにしたのに。有難うの一言もナシかよ!』とイラつく事が。
それでまた引き返してキチンと御礼を申し上げる事にしました。

 入り口の鳥居を入った辺りで、さっきのおじさんが上空で今度はとろけるような笑顔で迎えてくれました。
『何だ、また来たのか。そんなに何度も御礼を言わなくても分かってるよ。バカだな!』的な表情でウハウハと笑われました。

 先日、鎌倉殿の13人を観ていたら源頼政が無念の死を遂げていました。
ドラマで足早に解説されただけでは難しくて良くわからないけど、あの怨みのこもった表情が思い出されました。
負ければ晒し首!命を張って生きた時代の人間です。
不倫・パワハラ・嫁姑問題など下々の悩みなど足下にも及ばないくらい、『無念だ。許すまじ!』という顔をされていました。

安井金比羅宮の神様まとめ

源頼政公は、怨みのこもった凄い顔で上空から睨みをきかせていますが自分が無念だったぶん、他人に優しくされている様子です。
根は優しいおじさんだから怖がらなくても大丈夫。最初は怖いおじさんだなと思ったけど、何度も慕って訪ねて来る子は馬鹿でも可愛い様子でした。
これって、何か似てる…『会社の上司と同じ図式!』


 自論ですが人間関係で人生を快適に過ごせるか否かが大きく左右されます。
人間関係を円滑にするべく、普段からありがとう・ごめんなさい・嬉しいなど、ひねった冗談を挟まず誤解のない素直な言葉でコミュニケーションをとり、いざという時さり気なく自分が嫌な事を小出しに伝える事が大切。
すみませんが・今は無理です・こうしてもらえると助かります等、咄嗟に出せる言葉のストックを日々仕込みましょう。
 また、周りに居るコミュニケーションが上手で羨ましい人を観察してみましょう。
自分では発想出来ない、色んなヒントが得られます。

 そうして心を尽くしてもダメな場合は、決してあなたが悪い訳ではありません!好みが違う・時期が悪い・嫉妬から辛く当たられてる。色んな要素があります。
自分の心が潰れたり相手を恨む前に物理的・心理的いろんな角度から距離を取りましょう。
それでもダメなら縁切り祈願へ。
祈り方も大事。くれぐれも相手を恨んだり陥れたりせずに『遠くでお幸せに!』考えてもわからない理由は『仲良くなれない原因を切ってください』などと決して恨みがましくならないように工夫して伝えましょう。

人間も神様も心のある爽やかなコミュニケーションが大切。


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