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我先に

バンクーバーの自動洗車場の仕組み

バンクーバーにある自動洗車場は、ドライブスルー形式で利用できる便利なシステムです。洗車機の手前に2台分のレーンがあり、それぞれにキオスク端末が設置されています。

利用者はこのキオスクで洗車レベルを選び、支払いを済ませると、ゲートが開いて洗車機へ進むという流れです。もちろん、先に支払いを終えた車から順にゲートが開く仕組みになっており、支払いと洗車レベルの設定は一台ごとに正確に管理されています。


せっかちが生む損

その日は利用者が多く、洗車場も混雑していました。私は隣のレーンの車よりも早く洗車レベルを選択し、支払いを済ませました。すぐにゲートが開いたので前に進みましたが、前の車が詰まっていたため、車の後部座席あたりでゲートが閉じない位置で一時停止していました。

するとその間に、隣のレーンで支払いを終えた別の車が、割り込むようにして私の前に進入してきたのです。私の方が先にゲートが開いたのは明らかでした。

そのドライバーは支払いタイミングと洗車機の設定がリンクしていることを理解していなかったのでしょう。バンクーバーに住んでいると、状況を読めない頭の悪い奴が本当に多いなと感じます。

思わぬラッキーな結果

洗車機の入り口には、利用者が選んだ洗車レベルが点灯する電光掲示板があります。洗車レベルはゴールド、シルバー、ブロンズの3種類で、私はその中で一番安いブロンズを選びました。

本来なら、私がその順番で洗車機に入るはずだったのですが、割り込んできた隣の車が先に進入。すると、案の定、洗車機の掲示板にはブロンズが点灯していました。

そして、ようやく私の番が回ってきて掲示板を確認すると……なんと、一つ上のランクであるシルバーが点灯!✨

割り込んできたドライバーは、おそらく高い利用料金を払っていたはずなのに、ブロンズ(最安プラン)で洗車される羽目に。一方で私は、払った金額以上のサービスを受けることができました。

最後に一言。
せっかちさん、いい洗車をありがとう!😆✨


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