東京遠征記
東京に遠征してきました。
今回の東京遠征は、色んなことがありました。
三つのライブに出させていただくために、行ったのです。
まずは、初日
①ハイスピリッツ東京
これは、僕が所属するスパンキープロダクションが毎月東京で行ってるライブ。会場は、SONYさんの本拠地ら千川びーちぶ。
ダンボール松本さんに会えて、めっちゃ嬉しかったな。Tシャツもらったし。
このイベント。
めっちゃ楽しかったな。アフターのトークも楽しかった。
そして、2日目です。
②『健康』
これは、ワーキング西という僕の後輩が誘ってくれた彼の主催イベント。
僕のことを知らない後輩たちばかり、僕のことを知らないお客さんばかりの中でネタをやるのは新鮮な体験だった。
天才やから、ウケるけどね。
西くんは、カッコよすぎる人間で、なんか打ち上げの時にバカみたいに後輩におごるんですよ、これがまた。
僕、一応ゲストで呼ばれてて、この日は西くんの家に、「兄さん、泊まってください」と言ってもらってたので、打ち上げも参加。
次の日が単独ライブなのに、致死量飲んで、西くんに負けじと大枚をはたき、次の日は頭ガンガンして目覚めました(笑)
西くんに、「1000円あげるからマッサージして」とマッサージをさせたのですが。
その時に感じました。
彼の僕に対する尊敬の念を。
なんにも言ってないのに、生指で、足の裏までマッサージしてくれたんです。
ああ、こいつは、カッコイイな。慕われていくやろな。だって優しいんだもん。
そう思いました。
そして、最後がこれ。
③ハクション中西単独ライブ【治らないで!!】
大阪でやった単独ライブ【映画化未決定スペシャル】とネタのラインナップ自体は、八割同じでした。コーナーの演出などをちょっと変えてやらせてもらったのですけど。
朝起きた時の二日酔いと、もともと毎回ある単独ライブをやる前の無気力さで打ちのめされそうになりました。
僕、ネタはやってしまったら片っ端から忘れるんで、覚え直さないといけないんです。ところが、前の日にバカ騒ぎして飲んでしまったから、さぁ大変!
二日酔いの苦しさとアトピーがかゆくてかゆくて仕方ない中、10本を覚え直して、疲労困憊の中、単独ライブが始まりました。
で、どうなったか。
俺がスベるわけないやろ?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
というわけで東京遠征でしたが、本当に自分で自分を褒めてあげたいぐらい疲れました。
もう書くのもイヤになるようなハプニングもたくさんあって、よくやりきったなと思います。
「なんでそんなに疲れるねん。メンヘラかよ!みんな同じようにやってるやんけ」という意見が聞こえてきそうですが。
そう思う人は僕のライブ見に来てほしいでやんす(笑)。
普通の人が四人とかでやるようなことを、俺は一人でやってるんやからな!!
普通の人がやるペースの何倍もの速さで単独ライブ打ってるんやからな!
そして、そんな僕を支えてくれてるのが、協力してくれた仲間たちなんやからな!!
そうなのです。
今回は、本当にたくさんの人にお世話になりました。
いや、今回も、か(笑)。
ワーキング西くんは、本当に面白いし優しい奴で、僕のことを無許可で勝手に尊敬してるので、いつかしばいたろと思ってます。
ハイスピリッツ東京では、センサールマンの二人は、僕が急にワガママを言って、MC代わってほしいと言ったら嫌な顔ひとつせず、代わってくれ、僕ごときには出来ない立派なMCをしてくれました。
ダンボール松本さんは、ピヨピヨ動画で観たまんまの人で、愛すべきアホでした。会いたかった人に会えて本当に嬉しかった。
Tシャツただでくれたし(笑)。
東京にいる僕のお客さんの一人に、チラシのデザインと単独ライブのお手伝いもしてもらいました。
そして、単独ライブの会場を紹介してくれたのもこのお客さんでした。
単独ライブの会場、路地裏酒場『仲よし』さんでは、本当にボランティアみたいな値段で会場を提供していただきました。感謝しかないです!
そして、なによりも一番感謝してるのは、夜行バスの運転手さん。
右に曲がらないといけないカーブが来たら、ハンドルを右に切って、進行方向を調整してくれました。
左に曲がらないといけないカーブが来たら、ハンドルを左に切って、進行方向を調整してくれました。
しかも、そのことを、恩着せがましくもせず、当たり前のようにしていました。
その後も、速度が速すぎる時はブレーキで速度を落としたり、速度を上げる時は、アクセルを踏んだりしていたのだということを、僕は後から聞きました。
「これは、本人から言うなと止められてるけど、言うで。あの人はな。君が寝てる間も、右に曲がるカーブの時は、右にハンドルを切ってたんやで。左に曲がらないといけないカーブが来たら、左にハンドルを切ってたんやで」
「え!そんな!僕が起きてる間だけでも、ありがたかったのに!!夜通しやってたんですか?」
「あの人は、そういう人なんよ」
とにもかくにも、僕は色んな人に支えられて生きてるなあと思いました。
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