漫才【名探偵パンティ】
漫才【名探偵パンティ】
B「名探偵のドラマとかあるやんか」
A「まあ、色々ありますね」
B「新しいキャラクター考えた」
A「マジで?結構出つくしてるで。子供が、名探偵とか、旅館のおかみが事件解決とか、推理小説作家が名探偵とか」
B「普段は冴えないパンティ泥棒やけど、ひとたび事件が起きると…」
A「もうきつい。きつい、、」
B「警察もお手上げの事件をあっという間に解決しちゃう」
A「きついて!パンティお前も、イッてもうとるからね!」
B「でも、殺しよりマシやし、パンティ泥棒って言っても、貧しい人からは奪わず、汚い儲け方をしてるババアからしか盗まないから」
A「そこは軽くルパンをパクってるねんな」
B「で、見た目もシュッとしてるから、どう〜ですかね」
A「…オッケーにしよう!」
B「オッケー出ました!!!!じゃあ、ちょっと俺がパンティ泥棒名探偵やるから、お前、刑事やって」
A「わかった。
またしても迷宮入りか。容疑者に全員アリバイがあり。八方塞がりだな」
B「警部、遅れてすいませんね。駅前の知らんオッサン同士のケンカがプロレベルだったもんでつい見ちゃって」
A「今度ばかりは名探偵のあなたにもお手上げだとおもいますよ」
B「いえいえ、この名探偵パンティが来たからには、安心してください」
A「ちょっと待って?とめるで?」
B「どうした?」
A「パンティって名乗ってるの?バレてない?」
B「パンティって名乗ってる奴がパンティ泥棒するか?逆に安心やねん」
A「オッケーせんかったら良かったな、さっき。わかったよ」
B「警部さん、わたしには、もう犯人がわかりましたよ」
A「そ、そんな、パンティさん、警察をからかわないでくださいよ」
B「警部さん!自分で自分のことをパンティって言うのはいいけど、人に言われるのは腹たちます!」
A「待ってくれ!何それ!聞いてない!」
B「だってそうやん!自分で、俺なんてアホやからって言うのは良くてもさ」
A「キャラクターなんじゃないの!!?普段はパンティ泥棒やのに、事件を解決するキャラクターなんやろ?なんでコンプレックスごりごりあるねん!やめたら?盗むの!」
B「ええから、お前は、俺が自分のことをパンティって名乗ったら毎回、『いやいや、そんなことBさんはしないっすよ』って否定してくれ」
A「めんどくさいドラマやな、わかったよ」
B「警部さん、このパンティがきたからには、もう安心ですよ」
A「いやいや、Bさんは、パンティなんかじゃないですよ。しかし、警察をからかわないでください。Bさん」
B「どうしてです?」
A「だって、我々はこの事件をもう二ヶ月も捜査しているんですよ?なのに、今来たばかりのBさんに、そんなすぐにわかるはずがないでしょう」
B「いや、警部さん、それがわかるんですよ(笑)」
A「そ、そんなBさん、何か手がかりでも?」
B「あ、警部さん。もう、その“Bさん”って呼び方、他人行儀なんで、僕のこと“パンティ”って呼んでく」ていいですよ」
A「めんどくせーな、こいつ!」
B「仲良くなってきたからええねん」
A「仲良くなってないわ、別に!パンティさん!で、では、犯人は誰なんです?」
B「犯人はね。警部さん!あなたです!」
A「な、何をおっしゃってるんですか。はは(笑)。ふざけるのもいい加減にしてくださいよ」
B「なおこさんの悲鳴がこの部屋であったのは、夜の9時!たしかにあなたは、その時アリバイがあります。しかし、その時悲鳴をあげていたのは、なおこさんではなく、あなたの共犯者のよしこさんだったんです!」
A「バ、バカな!そんなのは、デタラメだ!推測に過ぎない!」
B「いえ、わたしは、あなたの共犯者のよしこさんが、なおこさんをしばりつけ声がでない状況にしてから、叫ぶのをベランダから、見ていたのですよ!」
A「そ、そんな。あなたこそ、そんな時間になぜベランダに!」
B「そして、鑑識の死亡推定時刻をズラすことに成功したあなたは、夜中1時にここへやってきた」
A「推測だ!証拠でもあるのか!」
B「わたしは、その時間帯にベランダからあなたが来るのを見てました」
A「そ、そんな、なぜベランダに!?」
B「そして、あなたは、なおこさんを殺害した。」
A「推測だ!」
B「ベランダから見ていた!」
A「なぜそんな時間にベランダに!証拠はないんでしょう!」
B「これは、わたしがベランダから撮影した写真」
A「ベランダで何しとったんじゃ、ワレ!!コラ!パンティコラァ!」
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