個人的ウマ娘キャラソンBEST10
いつかやってみたかったこのランキング。
ランク分けするときに候補曲をプレイリストにまとめてたら32曲にもなっちゃいました。まじで個人的になるのでたくさん異論は認めまっす。どちらかというとこの曲おすすめだよ!って思いのほうが強いかも。
10位 THE SUPER STRONG S / シンボリクリスエス(CV. 春川芽生)
・とにかくかっこいい曲。特にギターのブリッジとベースラインがとてもシンクロしていてクリスエスの力強さが伝わってくる。シンボリクリスエスといえば思いつくのがやはりラストラン有馬だが、あの強さを表現しているこの歌詞とメロディはクリスエスにぴったりだと感じた。ちなみに小ネタだがクリスエスは英語表記にすると"Kris S"。これは父の"Kris S."からそのままとった名前で、曲でも"S"が強調されているのはこのためだと思われる。
9位 笑っちゃお! / ダイタクヘリオス(CV.山根綺)
・落ち込んでいるときに隣にいてくれたら立ち直れるランキング堂々の第一位太陽神ダイタクヘリオス(伯爵調べ)の明るさをよく表している曲。「笑い声なんてうるさいぐらいの方がいいじゃん」「君のそばでいつも太陽は輝いているよ、誰とは言わんけど」ヘリオスらしいめっちゃいい歌詞やん!あとCメロのオルガンがとてもいい味をだしているのと、この曲のドラムたたくの絶対楽しいって思った。今度コピーしてみよ。
8位 Over a Tiara / ラインクラフト(CV.小島奈々恵)
・新主人公らしい爽快で邦ロックらしい曲。この曲はラインクラフトという競走馬の人生を知るほど、そしてウマ娘メインストーリー二部を見るほど深みが増す曲だと感じている。ラインクラフトは後世にその血を残すことはできなかった。しかし、彼女の残した軌跡と変則二冠という偉業は次の世代へと受け継がれていった。そんな彼女の功績を伝えたいという思いがこの曲から感じ取れる非常に味わい深い曲となっている。早くメインストーリーの続きみたいです;;
7位 ライトレス / アグネスタキオン(CV.上坂すみれ)
・EDM調の曲。初めてこの曲を聞いたとき、「タキオンってマッドサイエンティストっぽいからもっとサイケデリックっぽい曲じゃないんだ」と思った。しかし、タキオンのストーリーを知ることによってこういう曲になったのは納得としかいえない最高。もうすでにめっちゃ好きな曲だったが、つい最近まで公開されていた「新時代の扉」を見たことによって、より深みが増した一曲。プランA、Bの話もしていてとにかくアグネスタキオンというウマ娘が目指していた先がなんだったのかが伝わっている。実馬のほうもJRAのCMで「わずか四度の戦いで神話になった」と言われるほどの馬。まさにタキオン、「超光速の粒子」に似合っている曲だ。
6位 BLAZE / ナリタブライアン(CV.衣川理佳)
・メインストーリーで公開された曲だが、ライブ映像含めてかっこよすぎる。というかナリタブライアンという存在自体がかっこよすぎてすごくすごい。人々はケガがなかったら最強だった、と口にするが私にはケガがあったからこそブライアンはカッコよかったのだと感じている。もしずっと強いままだったら、あの伝説のマッチレース、阪神大賞典が持つ意味合いも変わってくる。俺は苦しみながらも力の限り闘った"ナリタブライアン"だからこそ好きになったんだ!!!(もちろん最強のブライアンも大好きです)この曲ではそんなブライアンの圧倒的な強さ、そしてケガによる苦しみ、それに立ち向かう闘志が込められていると私は思う。ちなみにブライアンで好きなレースは日本ダービーと阪神大賞典です。
5位 ユースフルアイズ / サクラローレル(CV. 真野美月)
・別に狙ったわけじゃないけどブライアンの次にローレルソングがランクインしました。ラインクラフトのOver a Tiaraと似ているまさに主人公ソング。サクラローレルという不屈の競走馬、ウマ娘をよく表現していてかっこいい。「花は咲くよ いつかきっと それは絶対的な未来なんだ」めっちゃ自信を感じるし、その目標に向かって進みだしたらもう足を止めずに行ってしまう危うさもありながら、まぶしいぐらいのポジティブさで勇気をもらえる。ちょっと関連してローレル主人公のスタブロの話をします。スタブロで感動したのは未勝利戦を勝ち抜くことがいかに大変かを描写している点。ウマ娘に実装されている競走馬は全体の上澄みのさらに上澄みの成績を残している馬ばかり。そのため未勝利戦という概念自体、競馬を知らない層からすると少し馴染みがなかったりする。だが実際の競走馬で未勝利戦を勝ち抜くということは本当に過酷な道のりだ。ローレルは未勝利戦で苦戦していた馬なだけあって、しっかりと未勝利戦の描写を丁寧にしてくれたことに本当に感動した。競馬ファン、ウマ娘ファンにぜひおすすめしたい漫画だ。長くなっちゃった。
4位 武名疾走! / ヤエノムテキ(日原あゆみ)
・ヤエノムテキがウマ娘に登場するキャラの中だとかなり昔の馬になるからか、曲調も懐かしさを感じるような感じに。「(正々と) 信じた道 (堂々と) 疾ってく」で一旦落ち着くリズムになってから、一気にサビに向かって盛り上がるところが最終コーナーから一気に末脚を伸ばすような情景を連想させてくれる。ヤエノムテキはG1二勝しており十分強い馬なのだが、皐月賞を勝ってからスーパーアイドルホースオグリキャップ、大井からの刺客イナリワン、天才を天才にしたスーパークリークら永世三強らの台頭により、なかなかG1が勝てず苦しんだ時期がとても長かった。それでも掲示板、馬券内にコンスタントに入ってくるのだからカッコいい。そして走り続けた末に、ついに天皇賞秋を制したというストーリー性がヤエノムテキにはある。そんなヤエノムテキの闘争心をよく表した曲だと私は思う。「皐月に咲く八重桜のように」ってフレーズよすぎだろ!!!
3位 銀河系フィロソフィー / ネオユニヴァース(CV.白石晴香)
・シンセサイザーとネオユニの声が完璧にマッチしたかっこいい曲。イントロから世界観に吸い込まれ、ネオユニヴァースとはこういうウマ娘なのだと我々は知ることになる。歌詞は一見、何を言っているかわからない内容が多いと思うが、これはネオユニヴァースの育成シナリオを知れば多少は理解できる。ネオユニはウマ娘内でこちら側の世界、つまり今私たちが生きている世界を認知している数少ない若干メタいウマ娘なのだ。実馬のネオユニはケガによって引退になっている。その史実をウマ娘ネオユニは認知しているような描写があり、それを乗り越えるためにトレーナーと"会話"をしていくというシナリオになっている。この"会話"という点がとても重要なポイントだ。実馬のネオユニを主戦騎手M.デムーロは会話ができないこと以外欠点がないと評している。これがウマ娘に反映されたからか、ウマ娘ネオユニは会話がうまくできず、普通なら理解できないような単語を多く使う。(例:HAF→半分こという意味 アファーマティブ→賛同の意を示す)この曲にもよくそれが反映されている。ぜひネオユニヴァースの育成シナリオを見てほしい、この曲がよりよく聞こえてくるだろう。
2位 Destroy for Dasesin / タニノギムレット(CV.松岡美里)
・破壊!酩酊!創造!破壊!、、、、そんな曲です。これは松岡さんじゃないと歌えない曲だよほんま。ギム爺でおなじみタニノギムレットといえば、柵を破壊すること。そんな破壊行為を表現するような曲調になっていて尚且つ歌詞のほとんどが理解不能。悪く言うと中二病っぽい。だがそれがいい!この曲で一番好きなところは二番のサビに入ったタイミング。とにかく初めて聞いたときの鳥肌がえぐかった、こんな迫力ウマ娘でだせるんだ,,,ってなった。というかタニノギムレットでまじでやばいよな。皐月→NHKマイルCというローテならまだわかる、今年もジャンタルマンタルがやってたし。だがその後に日本ダービーもでて勝つってなんやねん、G1レースを中3週2連続やぞ。しかもウオッカがダービー勝ったから父娘親子ダービー制覇なんていう誰も達成したことないし、今後そんなことが起こりうるかどうか怪しい記録もち。いつかyogiboの薔薇牧場いきてーなー。
1位 Excellent Conditoin / イクノディクタス(CV.田澤茉純)
・ウマ娘を知ってから今でもずーっとヘビロテしてる曲。1位に選んだ理由はただひとつ、かっこよすぎる。最初聞いたときにこんなフューチャーベースな曲がイクノディクタスのキャラソン!?なんやこれ!かっこよすぎやろ!ってなった。ぜひともライブで聞いてみたい一曲。歌詞にある「I wanna keep on running」ってフレーズ、これってウマ娘において重要なテーマであると思うんですよね。新時代の扉でもアグネスタキオンが最後「走りたい」と、そう感じたようにウマ娘の本能的な部分。でも、ずっと"走り続ける"ことが一番難しい。現に、このランキングでも紹介したナリタブライアンはケガで走れない期間があった。サクラローレルは命の危険があるほどのケガをした。そしてラインクラフトは競争馬人生を全うできなかったように…。だからこそ、イクノディクタスという競走馬がケガなく51レースも大舞台で走り続けたという事実は限りなく奇跡に近いといえる。イクノディクタスはまさに記録より記憶に残る競走馬であったと感じる。
はい、ということで以上です。
正直いい曲多すぎてランキングしたあとに「あの曲はいってないじゃん!」ってなったりしました。ぜひみなさんもウマ娘のキャラソンいっぱい聞いてみてください。最近だとジェンティルのキャラソンがおすすめです。次はキャラソン以外もやってみようかなと思っています。
そんじゃバイバイ