駅伝企画
こちらでは、今注目されている選手のプロフィール動画、選手と監督を交えたインタビュー、白山祭来場者へ向けたメッセージを掲載しています!!
☆選手プロフィール動画紹介☆
下のリンクからYoutubeを開いていただくと今注目の選手14名のプロフィール動画を見ることができます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL9eCeVQicjqCp-taX7LomFkm5OTUSe2ht
➀経済学部経済学科4年 大森龍之介
②総合情報学部総合情報学科4年 西山和弥
③経済学部経済学科4年 大澤駿
④ライフデザイン学部健康スポーツ学科4年 吉川洋次
⑤経済学部経済学科4年 小田太賀
⑥理工学部電気電子情報学科3年 宮下隼人
⑦ライフデザイン学部健康スポーツ学科3年 蝦夷森翔太
⑧総合情報学部総合情報学科3年 腰塚遥人
⑨総合情報学部総合情報学科2年 及川瑠音
⑩経済学部経済学科2年 児玉悠輔
⑪経済学部経済学科2年 清野太雅
⑫経済学部経済学科2年 前田義弘
⑬総合情報学部総合情報学科1年 佐藤真優
⑭総合情報学部総合情報学科1年 松山和希
☆インタビュー☆
今回白山祭のために、陸上競技部長距離部門に所属している、主将の大森龍之介選手、駅伝主将の西山和弥選手、宮下隼人選手、そして酒井俊幸監督にインタビューさせていただきました!
今年は例年と異なり、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う活動の自粛でイレギュラーな対応を迫られた中、どのような活動をしていたのか、また今後の意気込みなどを語っていただきました☆
ー最初に自己紹介をお願いします。
監督:監督の酒井です。よろしくお願いします。
大森:主将を務めさせて頂いております、大森です。お願いします。
西山:副将兼駅伝主将を務めさせて頂いております、西山です。お願いします。
宮下:最後に3年の宮下です。お願いします。
―では早速質問に入らせていただきます。2020年はどんな1年だったでしょうか。
監督:本来であればオリンピックがあり、陸上競技部長距離部門からも競歩で代表者2名出場予定だったのが延期となりました。また様々な大会の中止や寮の閉鎖もあり、これまでにない経験をするような1年だと思っています。新しいことを経験できる1年にもなると思います。部員たちと一体となりこの1年を乗り越えることで、これまで以上の成長ができたら良いと感じています。
大森:監督が述べていたように誰も経験したことがないことでした。また不安や悩みもありました。チームの中でピンチをチャンスに変えようとチームで取り組んでいます。大変なこともありましたが、なるべくプラスに捉えています。
宮下:最上級生がチームを引っ張っていくところを、就活の関係で帰寮が遅くなり代わりに3年生が上級生としてチームを引っ張っていこうと3年生の中で話していて、それが来年以降のチーム作りにも生きていく。そういった経験が早くできたのは良かったと思います。
―コロナで自粛要請が出ている間の練習はどういう対応をしていましたか。また寮での生活で変化はありましたか。
大森:やはり自宅待機で、選手により状況が異なり、競技場が使えなかったりしましたが、そういった中で各々が自分にできることをやっていました。もちろん、すべて思い通りにいくわけではないので、臨機応変に対応していく力が身につきました。またオンラインのミーティングを通して、コミュニケーションが取れていなかったところを、スムーズに行えるよう心掛けています。
西山:私は先に自宅待機を余儀なくされて、一括管理というよりも各々に任せられて生活していく中で、自主性を養う、「自立と自律」の2つを主に取り組んでいくことを今まで以上に考えました。実際行動したことをミーティングで共有するなど、これまでにない勉強ができたと思います。
宮下:私は1.2年生の時に取り組んできたことを、個人で発揮するいい機会になったと思っていて、それが今シーズンの結果に出ると思います。私たちが大学だけではなく社会人になったときも生活していく中、自分で行動を組み立てられるという経験を自粛期間で得られたと思いました。
大森:寮生活に関しても、毎年箱根駅伝の前も感染症の対策を行っていますが、それを年間通して行うことの大変さ、大切さを今回改めて感じました。今までの生活が当たり前ではなかったというのを実感できたのも感謝の意味では非常にいい経験になったと考えています。
―11月にも全日本大学駅伝を控えていると思うのですが、今後の目標を聞かせてください。
西山:前半シーズンでは関東インカレなどがなくなり、例年になく対外試合が少なくなっています。今自分のチームがどのような状況かというのを、他大学と比べることができないのですが、今のチーム状況は非常に良いと感じています。昨年の駅伝シーズンでの出雲駅伝は3位でしたが、箱根駅伝で先輩方が残してきてくださった「11年連続3位以内」というのを途切れさせてしまい、10位という結果でした。それを重く受け止め、他大学と勝負していこうという気持ちでやっています。
宮下:西山さんが仰っていた通り、去年と比べ今年のチームの雰囲気は良いと思います。上手く駅伝シーズンに入っていければ、昨年以上の結果が残せるのではないかと思います。個人としても、昨年は当時の4年生に迷惑をかけてしまい、今年は西山さんや大森さんなど4年生には特にお世話になっているので、結果で恩返ししたいと思っています。
大森:駅伝を開催してくださっている、周りの方々への感謝の気持ちは今までとは比べものにならないです。またスポーツを行えることのありがたさも大事だと思います。チームの状況としては二人も言っていたように、手応えというのは掴みつつあるので、後は結果に結び付けられればと思います。周りの方々への感謝の気持ちを、結果という形で出していきたいです。
―駅伝はチームワークが大切だと思いますが、東洋大学の駅伝のチームの魅力や自慢、他大学に負けないところを教えていただきたいです。
大森:私たちが言うのも恐縮ですが、多くの方々に応援していただいているチームだと常に身をもって感じています。また今回のこういう状況においても、応援してくださる方が大勢いることは私たちの大きな力になっています。このように伝統として築き上げてこられたものを、私たちもしっかりつないでいかなければ、という思いはあります。他大学と比べることではないですが、関心を持ってくださる方が多いことはありがたいことですし、チーム全員が感じていることだと思います。
西山:私はこのチームの魅力の一つとして、新しいことへ前向きにチャレンジできるのが強さだと思います。陸上競技部長距離部門では2つのテーマである「フィジカルと食育」で、食事と体づくりをテーマに挙げて行っています。新しいことに積極的に取り組み強くなるためにどうするかを考えている大学だと客観的に感じます。
―今のチームを一言で表すと何でしょうか。
大森:今回の非常事態の中でそれぞれが考えることは多かったと思います。例えばなんで陸上をしているのか、何のために東洋大学に来たのか、のような原点に帰ることと、去年の結果が振るわなかったことで、改めて挑戦者として挑んでいく認識を常に持っていくという点で、「回帰と挑戦」がチームとして挙げられると思います。
監督:また東洋大学、鉄紺が目指す走りとなると、攻めの走りを目指そうというのを伝統的にみんなでつないでいます。チームカラー鉄紺に合わせてひたむきに走ることを目指しています。
―今練習で力を入れていることはありますか。
西山:今年は自宅待機で練習自体も各々に任せられていることも多く、各自で考えて練習をするという中、フィジカルトレーニングや、ランニングフォームなどをもう一度考えて力を入れています。練習を日々積み重ねていても、昨年は練習が線で結ばれておらず、その日その日だけの練習でしたが、今年一年をかけて駅伝や各々の目標に向けて点と点を線で結べるような練習をできるように取り組んでいます。
大森:駅伝シーズンに向かっていく中で、強化はもちろん続きますが、仕上げや磨きをかけていく作業に向かっていくと感じているので、点と点を結ぶ作業が駅伝シーズンに向けて大事なところだと思います。
宮下:今回自粛期間が長く、チームとしてコミュニケーションをとる機会が減りました。特に1年生は関わっている時間が短いので、力を入れていきたいと思っています。
―最後に今後の意気込みやメッセージ等あればお願いします。
監督:コロナ禍であるからこそ、人との距離はありますが、「つながること」が大事だと思うので、東洋大学は今年キャンパスで会うことがなかなかないですが、こういう時だからこそ「絆」というものを大事にしていきたいと思います。東洋大学すべての運動部やすべての学生がつながり、みんなで頑張っていきましょう!!
―今日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました!陸上競技部長距離部門さんの今後の活躍をお祈りいたします。
取材後記
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、zoomでのオンラインインタビューとなったが、監督や選手の方々が気さくに答えてくださり、非常に興味深い話を聞くことができた。今回のインタビューを経て、私たちと同じように選手らが様々な面で苦労していたことを知ったとともに、その経験をバネに力をつけていることが分かった。私自身、箱根駅伝に足を運ぶなどして応援していたが、これを機にまた更に応援したいと強く感じた。
☆白山祭来場者へメッセージ☆
最後に陸上競技部長距離部門より白山祭来場者の方々にメッセージを頂きました!!
東洋PR担当 佐藤