『数学的決断の技術』
『数学的決断の技術』
著者:小島寛之
出版社:朝日新聞出版(朝日新書)
発行年:2013年12月30日
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(内容紹介)
自分の選択は間違っていたのか?
と もう思い悩まない!
仕事 ギャンブル 人生の迷いに効く
目からウロコの意思決定論
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”思考のクセ”を知れば、判断は驚くほどうまくいく。
意思決定の基準は4つ。
あなたは果たしてどのタイプ?
A ”最悪のケース”を思い浮かべて、慎重に
B だいたい自分の得になればOK
C 結果がどうなっても、後悔だけはしたくない
D 狙うは一発逆転! 絶対自分はうまくいく
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久しぶりに理数系な新書を読みました。(そういう気分のときありますよね……。)普段の生活に意外と身近にいる〈確率〉について向き合うことができました。まずそれだけで自分を褒めてあげたいです。本書に書いてあることを、なんとか実生活にも応用してきたい……。「期待値基準」「マックスミン基準」「最大機会損失・最小化基準」「マックスマックス基準」……たくさんあります。意思決定の方法は数あれど、「サプライズ」という現象に着目している専門家もいて、改めて学問は奥深いと痛感しました。そして、それを数式にしようと試みる発想が、まず私の頭にはない。すごい。
とにもかくにも、本書を読み進めるにつれて、自分も理系脳になりたい。そう思わせるくらい、本書は興味深い内容でした。
本書にも書いてありますが、〈人生は決断の連続〉(p.229)なので、今回本書を読むことに決めて良かったと思います。
ちなみに、私は「A」タイプでした。つまらないやつ!(個人の見解です。)