『結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル』
『結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル』
著者:荒川和久
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(ディスカヴァー携書)
発行年:2015年11月20日
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(内容紹介)
男性の生涯未婚率は近年増え続け、いつの間にか、独身男性はもはや少数派では片づけられないボリュームにまで成長した。人数ボリュームが拡大するということは、そこに消費のポテンシャルも生まれてくる。にもかかわらず、「消費は女性が動かす」と言われて相手にされなかった彼ら独身男性。今までベールに包まれていた、そんな「結婚しない」独身一人暮らし男性(「ソロ活動系男子」、略して「ソロ男(だん)」)に着目した。本書は、彼らの生活意識や価値観・性格・消費行動などの定量・定性調査をふまえ、新たなマーケティング活動のヒントが得られないか、をまとめたものである。
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本棚を整理していたら本書を見つけました。当時、店頭に並んでいるのを見たとき、これは自分のための新書だ! と思い、その場ですぐ買ったような気がします。気がするだけです。もしくは、阿部寛さん主演の「結婚できない男」が好きだったから手に取ったのかもしれません。記憶がうろ覚えです。あと、ディスカヴァー携書のカバーの質感が結構好きなのを思い出しました。というわけで再読です。未婚男性の数だけ十人十色なので、そんななかたくさんのデータを集計・検討して何とか彼らの実態をつかもうと模索する、興味深くてかつ実験的な内容になっています。書いてあることに対して、「あるある」や「ないない」など、自分と照らし合わせて読み進めていくのが楽しい時間でした。
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本書における「ソロ活動系男子」の定義
・基本的には、独身で20~50代の男性。
・親と同居していない一人暮らし。
・ちゃんと働いていて、親などに金銭的な依存をしていない。
・自由・自立・自給の価値観を持っている。
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