『バー・リバーサイド』

『バー・リバーサイド』

著者:吉村喜彦

出版社:角川春樹事務所(ハルキ文庫)

発行年:2016年11月18日

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 二子玉川にある「バー・リバーサイド」でのお話。5編収録されています。マスターとバーテンダー、お客との会話が楽しい。カウンターの奥で盗み聞きしているような感覚になりました。そして、お酒が全部おいしそうです。一番好きな話は、最後の「自由の川(リオ・リブレ)」です。今まで登場した常連たちと一緒に過ごす大晦日、一人の老師が語る体験談、しっとりと幻想的な展開、読書中はしらふでしたが、すこし酔ってしまいました。2巻も手元にあるので、もう少しこのバーの雰囲気を味わおうと思います。

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