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『陽気なギャングが地球を回す』

【 ネタバラシはありません 】

『陽気なギャングが地球を回す』

著者:伊坂幸太郎
出版社:祥伝社(祥伝社文庫)
発行年:2006年2月20日


(内容紹介)
 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス!


 本書は、足のケガで入院したときに読んだ思い出深い一冊です。5年か6年くらい前の出来事です……。懐かしい。で、今回、久しぶりに読み直しました。やっぱり面白いの一言に尽きます。魅力的な登場人物に、二転三転するストーリー、鮮やかな幕切れ。さすがとしか言いようがないです。
 また、初めて本書を読む時、嘘を見抜くとかスリとかはスキルとしてわかるけど「演説の達人」って何なんだ……? と思ったものです。ただ、今となっては、演説の達人が4人組のなかで一番好きになりました。今回も楽しく拝聴できて良かったです。

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