『優しい街』
【 ネタバラシはありません 】
『優しい街』
著者:新野剛志
出版社:双葉社
発行年:2016年10月23日
(内容紹介)
女子高生失踪――。
ある男から娘を捜してほしいとの連絡が入る。
聞けば上京中、友人と会うと言って出かけたきり戻ってこないという。
娘はツイッターを使っていて、そこに何か手がかりがあるかもしれない。
探偵の”私”は、捜索を始めるが、そこで目にしたのは、
複雑に絡み合う人間たちの別世界。誰が誰で、何が本当で何が嘘か。
真実はどこにあるのか……。
再読です。私は、一人称「私」の私立探偵小説が好物です。本書がそれです。探偵が結構な頻度でSNSを駆使しています。現X(旧ツイッター)のとある側面を探偵と一緒に垣間見ることになります。読了後、SNSは使いようだなあ……と思いました。深入りしないように気をつけます。