美しい椅子✨
その椅子の、なんと尊いことか
何と美しいことか
それはそれは 清らかな
能登ヒバの椅子が届けられたのです!
どこから?
天からきた?
私たちは、金沢でシュタイナー園を開くため、椅子を求めていました。
今お借りしている椅子は、
シンプルで大きさもちょうどよく、重ねることもできる。こんな椅子がほしいな〜とずっと思っていました。
そうしたら、こども園を作る会のメンバーの方が、義父なら作れるかもしれない!と申し出てくださったのです!
その方はTくんのじいじ(あえてこう呼ばせていただきます)。
まるで宮澤賢治の雨ニモマケズのような人だという、そのじいじが
輪島の能登ヒバの木をきれいに製材して、ちょうどよい寸法に切り揃えてくださり、
今度はTくんのパパが金沢に運んで組み立て、
最後はこども園メンバーがやすりをかけてくれました。
みんなの 働く手、よく動く手
シュタイナー教育では、人間に与えられた自由に使える手の働きを重要視しています。
手を働かせて、世の中の役に立ち、世界をよりよく変えていく…。
大人がその手を、体を使って椅子を作っている姿を、子どもたちは、そばで見て感じています。
そういう大人の姿を見て、手を使って働くことを自然と自分の中に取り込んでいく。
これこそ、究極の教育ですよね!
そして、この椅子にはみんなの手の力が詰まっている。
だからこの椅子は美しく、清らかなんだ!
出来上がった椅子をお部屋に並べてみると…
それは、わかやまシュタイナー学園に視察に行ったときと同じ風景✨
あー、やっとこの景色がここに実現したんだ〜!
椅子も買えず、どうしたら思い描くこども園が形になるのかと考えあぐねていた私たちに、皆さんがこんな素敵な現実の風景を持たらしてくれたのです!
輪島のじいじをはじめ、その息子さんご夫婦、こども園をつくる会の皆さん、本当にありがとうございます。感謝と喜びでいっぱいです。
あとは子どもたちが座るだけ。
椅子はじっとその時を待ってくれています。
そして私たちは、今度は全ての椅子に子どもたちが座っている風景を思い描いています。
✳︎金沢でシュタイナー教育を実践するこども園、学校づくりのために寄付を募集しています。
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