リンゴをひとつ　ここにおくと

リンゴを　ひとつ
ここに　おくと

リンゴの
この　大きさは
この　リンゴだけで　
いっぱいだ

リンゴが　ひとつ　
ここに　ある
ほかには　
なんにも　ない

ああ　ここで
あることと　
ないことが
まぶしいように　
ぴったりだ　
　　（「リンゴ」　まど　みちお）

「わたしは　存在を　認識できるのか」
たましいの暦、「たまこよ」第35週はそんなことばで始まります。

ちょっと、そんなこと言われても、つかみどころがない。
わたしのたましいーこころーが詠んでいるはずのうた、こよみですが
じぶんの問いとしては、なんだか　かけはなれてる。

「存在」って、なに？

この、りんごの詩、りんごの、それをみているわたしの、
「そんざい」のことを話してるような氣がします。

白山ウォルドフルコミュニティのオンライン秋講座、
わたくしが講師をつとめます
「ことばを健やかにー作用することばのケイコ」では、
この詩も、声に出してみたいなと思ってます。

ことばを　声に出すことで、コトが起こってしまう魔法の世界。
クリスマスまぢかなら、誰もがちょっと、魔法使いになってもよいのでは。

ご参加お待ちしております☆

  　　（石川県メンバー　たや　よしこ）

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オンラインまなびの庭　にじと白山
12/12（日）13時～14時半　「ことばを健やかにー作用する言葉のケイコ」
https://hakusan-waldorf.org/nijitohakusan/

たましいのコヨミをよむ「たまこよ倶楽部」も
毎週火曜日12時半～オンライン開催中です（お問い合わせくださーい）。