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メディアマネタイズについて②~広告掲載位置編~

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前回までのあらすじ

①基礎編

広告掲載位置について

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広告をサイト内に貼ると収益が発生します。

一方で、何でもかんでも広告を張れば良いというものでもありません。
広告を張れば張るほど、ページ内のコンテンツ領域が狭くなり、
サイト内が広告で埋め尽くされてしまいます。
それにより離脱率が増えたり、
ファンが出来なくなってしまったりします…

せっかくサイトを作ってもそうなってしまっては元も子もありません。

適切な広告配置

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広告配置をどのように考えたらよいのでしょうか?
それはKPI地点によって変わるポイントになりますが、
「収益最大化を目的として配置を考える」方が多いと思います。

広告配置として多いパターンはこちら

①ヘッダー位置(タイトル位置)
②記事中位置
③ボタン上位置
④記事下位置
⑤オーバーレイ広告
⑥インタースティシャル広告


上記6つは、どの日本のメディアにも設置されている代表例かと思います。

①ヘッダー位置(タイトル位置)

その名の通り、ヘッダー(タイトル位置)に挿入されている広告枠です。
ページの先頭に来る広告になるので、比較的広告の興味を引きずらく、
広告効果があまり期待できず、
CPMが下がってしまうことが多いように思います。

とはいえ一番InView数を稼げる枠になるので、
認知案件/純広告等は相性が良いでしょう。

②記事中位置

記事中のコンテンツや画像の間に挿入される広告です。
記事の長さによっては2~3枠程度確保しているメディアも見受けられます。
こちらもコンテンツ途中に挿入される広告枠なので、
比較的高CPMでの配信は望みにくい傾向にあります。

③ボタン上位置

メディアによっては無い場合もありますが、「次のページ」に遷移するようなCTAボタンの上に設置されることが多い広告枠になります。
記事を読み終えたユーザーが到達するため、
比較的広告効果が高いように思います。

CTR差分はそこまでなくとも、
CVRに顕著な違いが出る可能性がある枠です。

④記事下位置

記事コンテンツ直下の広告枠になります。
コンテンツを読み終わったユーザーが読み込む位置で、
関連記事などの回遊枠、
または外部リンクなどを設置しているメディアが多い印象です。

広告枠としては、

①レコメンドウィジェット
②テキスト型の広告
③インフィード型の広告

が良く馴染むため、
多用しているメディアも多い印象です。

⑤オーバーレイ広告

記事下部に固定されている広告枠です。
×ボタンを押さない限り、ずっと表示され続ける為
動画の視聴時間などは必然的に伸びます。
ゲームアプリの動画などが広告としてよく見かける代表例です。

内部的な話をすると30秒おきに広告をリフレッシュすることで
imp数を増やす(広告接触回数を増やす)
ような運用をしている場合もあります。
※一部ポリシーなどで規制されている為注意が必要です。

⑥インタースティシャル広告

ページを遷移したときに表示される全画面広告です。
×ボタンを押さないとコンテンツが完全に表示されない場合が多いです。

ユーザーのスマホ一面にバナーが表示されるため、高いCTRを誇ります。
ユーザビリティ観点で、
フリークエンシー制御をかけて運用しているメディアが多い印象です。

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ざっくり書き進めましたが、今回はここまでにします。
次はどうやってPDCAを回すかについて書きたいと思います。


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