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4.苦手なミニトマトを育てて食べたところで結局好きになれなかった

こんにちは!保育士のハタケ🌽です!
4ヶ月の娘と育休中の傍、
期間限定ハクコジnote編集長をしています。

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芋、栗、かぼちゃ…誘惑が止まりません🤤
食欲の秋ですね〜!

今回は食育活動にまつわる話です。

ミニトマト、苦手

物心ついた頃からなんとなーく苦手意識がありました。
心底イヤだなと思った瞬間は、
授業の一環で1人ずつミニトマトを育てた
小学5年生のある日のこと。

毎日のお世話はとても楽しかったのですが
“収穫→食べる”ということは別次元の話だと思っていました。

先に収穫をして味見をした友達の「おいしい!!」と喜ぶ声にドキドキ。

「自分で今までお世話したのだから、
きっと美味しいはず!!!」

という期待で自分を奮い立たせました。

いざ、実食。

「ぬるい…草みたいな匂い…汁すっぱい…ナニコレめちゃくちゃまずい…」
今でも鮮明に思い出せるこの瞬間、決定的に大嫌いになりました。笑

苦手な野菜を自分で育てて食べたら好きになる!
なんてとんでもない。

嫌なものは嫌なのです!!!

保育園での食育活動

のひとつで

・栽培物の世話を通して食べる意欲を高める
・身の周りの食材を身近に感じる

などといった様々なねらいをもって
毎年夏野菜を育てています。

「大きくなあれ!」と願いを込め、野菜を食べることが苦手な子も水やりや雑草取りのお世話にいそしむ日々。

きっとあの頃の私と同じように、食べることは別次元の話なのでしょう。(気持ち分かるよ。。。

給食室で美味しく調理してもらい、それが給食に出てくると「みんなでお世話したピーマン!」
と言いながら目をキラキラさせる子ども達。

その中で、浮かない表情をしている子からは
”食べないゾ!”という強い意志を全身から感じます。可愛い。笑

ここで、

・自分で育てたのだからきっと美味しい!
・苦手でも一口は食べられるはず!
・お世話したから魔法がかかってる(?)

という大人の一方的な期待から、
「美味しいよ〜!」「一口食べてみよう!」
と、食事中の押し問答が始まるわけです。

長い戦いの末に一口食べた瞬間、
「すごい!!!!!!!!!」
と、全力で褒め称えますが、本当にそうでしょうか…?
トライしようとした姿はたしかに素晴らしいけれど、大人との戦いが面倒になって仕方なく口にいれて終わらせただけなのでは。

だって、嫌なものは嫌なのですから。。。

食育は食べることだけではない

食育活動を通して野菜大好き!な子が
次々と爆誕しないように、

食育=食べること

これがゴールではない、と思うと
食べさせなきゃ!と思う気持ちが少し楽になりませんか?

野菜のお世話をする過程で、
出てきた芽や葉をじっくり観察したり、
虫と出会ったり、土に触れたりする中で
なんでだろう?こうかな?
子どもが自分なりに考える中で
得られることがたくさんあります。

また、実際に育てなくても

野菜に触る
匂いを嗅ぐ
皮をむいてみる
むいた皮で遊んでみる
切った断面を観察してみる

といったちょっとしたアクションも立派な食育のひとつ!
お家の中での小さな体験から興味を持ち、
いずれ食べることに繋がっていけばいいな…♪
というライトな気持ちで一緒に楽しんでいけたらいいですよね!

食欲の秋🍁
お子さんと一緒にめいいっぱい楽しんでいきましょう〜!

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