土を繋ぐ
学生の頃 生物や土壌の勉強をしていたが
きちんと向き合って 興味を持ったのは この秋谷の地に住んで自分で農作物を作るようになってからだ。
毎年毎年 作物を作る中で 土壌の大事さを痛感させられる。
撮影で海外に来ても、一番気になるのはまずそこの土
先日30代の子が 一つのコミュニティーのような土地を作りたいのだが、今何をしておくのがいい?との質問にあった
即答が難しかったが、30年も生きてたら人間付き合いもそれなりにできるだろう。
私の返答は
土作りだね。。。。って
なぜなら、人間の手で壊されてきたこの土壌は簡単に豊かにはならない
何年も何年も 月日が必要になるからだ
この長い年月がかかることは実際に体験した人にしか分からないのかもしれない。
素晴らしき地球上に生まれてきて、 自分たちで壊した豊かな土壌を
少しでも自分が生きてるうちに 元に戻して行きたい
それが、これから先生きていく子供達へ 私から残せるものであろう。
一人の力では なかなか遅い、、、
一人でも多くの人が気がついていってくれたら もっと速く広く 土壌は生き返ることだろう。
この地球上で人間も含め 多くの生物が生きていくために必要なことだ
放射能を浴びたり、水銀が流されたり、化学肥料だけだったり、除草剤だったり
樹木が伐採されたり、、、書けば描ききれないくらいある
一つだけ知っていて欲しい、
すぐには再生しないことを
長年の年月が必要なことを
私が残していけるものは? 生きてるうちに? と考え続けてたが
このことは 残しておこう。少しでも家ででた生ごみを 庭先に埋めてみてほしい
庭がない人は家の中でも生ごみリサイクルできる商品が今は出回っている