1月17日
今日は寝たきりの日でした。寝たきりの日は週に2日くらいやってきます。唯一眠れる日なので今のわたしにはなくてはならない時間です。それでも動かない体で出来ることは少なくて、1日がとても長く感じます。noteがあって良かったです。寝ながら文字を書けるのはとてもありがたいですね。
「へび」の配信が始まりました。0時と同時に再生して、2時くらいまで聴き続けてしまいました。あまりにも美しくて、あまりにも悲しくて。
この曲は愛の曲でもあり、別れを歌った曲でもあります。なぶなさんの世界です。
1番苦しく思った歌詞は「花を愛でず」です。ヨルシカの曲にはたくさん「花」という言葉が出てきます。でも花を胸に抱いていたり、花に亡霊を見ていたり、花を大切にしているのです。だけど今回の「わたし」は「花を愛でず」。これが意味することはきっと1つではありません。愛でる気にならないのか、愛でることが能力的に出来ないのか、もう花を忘れてしまったのか。
あとはDメロ。これは明らかに繋がっていますね。ということは次のコンセプトライブも、あの世界が描かれるのでしょうか。
「へび」を聴きながら、わたしは夜中、ノートに書きなぐっていました。「別れが怖い」と。わたしは破局したこともあるし、親友の佐野くんがいなくなってしまったこともあるし、別れの苦しさは少しは分かっているつもりです。それでも慣れない。慣れてはいけないのですが、怖いのです。
わたしが大切にしている人ともの。それがいなくなってしまったら。わたしの病気が治らなくて、社会からどんどん離れていって、いつか一人になってしまったら。わたしは花を愛でることすら出来なくなるのだろうか。そんなことを考えて、涙を流していました。
別れは避けられないもの。なぶなさんの創る世界を覗く過程で、少しでも別れの中に救いを見い出せられるようになれたらいいなと思います。
恋人さん、どうかいなくならないで。
わたしを置いていかないで。
まだ夢の中にいたいのです。