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第1回白門トークライブ2022開催

こんにちは!
白門一新会 会長の谷村です。
今回は、4/10に開催した第1回白門トークライブ2022についてご報告します。この企画は、もっと白門一新会の会員にどんな方がいるのか知ってもらおうということで、ラジオのように役員がパーソナリティーとなり、毎回違う会員をゲストとしてお招きして、その方のライフストーリーについて伺うものです。今回は、中央大学法学部2018卒の青木寛さんをゲストにお招きしました。

当日は途中入退室自由、画面ON/OFF自由で実施しました。10名程度の参加者がおり、zoomのチャットで複数の質問も寄せられました。参加者からの声として、やはりzoomの部屋に入室することにまだまだハードルがあるので、ライブ配信のようなより手軽にラジオ感覚で聴くことが出来る形を模索してほしいという意見が寄せられました。

以下、青木さんのお話を簡単にご紹介します。

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青木さんは、1994年長野県松本市生まれ。小学校3年生の時から高校まで野球に熱中していました。小中は全国大会までいく強豪チーム。高校は地元の進学校へ。県大会ベスト4が最高順位。

小中は徒歩圏内、高校は自転車圏内、もし信州大学に進学したらまた徒歩圏内。地元を出てもっと広い世界をみたいと思い、県外の大学をいくつか受験し、中央大学に進学しました。ちなみに中央大学はもともと受ける予定がなかったのですが、受験スケジュールが空いていた日を埋めようとしてたまたま中央大学がその日たまたま入試をしていて受けたら不思議な縁で入学することになったようです。

1年生の時は、内部進学者のノリについていけずに戸惑ったとのこと。また、どこにいけば面白い人たちがいるのだろうかといろいろなサークルに顔を出したがこれと言ったものは見つからなかったようです。その中で徐々に面白いイベントやコミュニティを見つけていったみたいです。

例えば、夜のピクニックという、小説をもとにした夜通し歩くイベントの運営や、イナツクという以前放送していた田舎に泊まろうというテレビ番組のパロディーで、大学生が田舎にアポ無しで泊まりに行く企画をする団体の運営などをしてきました。中央大学は立地も関係してか、大学間交流の機会がないのですが、こうした団体の運営を通して、都心部の学生はインカレサークルなどいろいろな大学の学生が交流している環境は居心地がいいと感じたとのことです。

その後、変人学部の副学部長を経た後、リクルートの内定を獲得したが、就職活動を通してキャリアについて関心が高まりました。偶然、1学年先輩の稲村さん(白門一新会メンバー)が日野市の古民家をコミュニティスペースとして運営しており、そこに集まる地域の人や学生を巻き込んでキャリアについて考える活動「とりはじ」をはじめました。また、エンカレッジという就活を終えた大学生が就活生をサポートする団体でメンターもしていました。

就職においては、地元に帰るか東京に残るか迷ったのですが、地元におもしろそうな会社がないと感じていました。一方で、サラリーマンになるのもわくわくしない。年功序列で下積みがある感じ。そこで、自分で事業を作っていく道を模索していました。当時、海外の大学に起業家を養成する学科があることを知って、留学も考えていました。あまり就活をせずに英語の勉強をしていました。ですが、有意義な時間を過ごしたいと思ってFacebook広告で地方創生インターンに応募したらたまたまそれをやっているのがリクルートだったのです。調べると調べるほど、リクルートという会社が面白く感じられ、起業家を多く輩出していたことを知りました。留学とリクルート入社を天秤にかけたときに、早く社会人になりたいと考え、入社を決意しました。

リクルートではちょうど4年働きました。最初は新卒採用の部署にいたが、リクナビ事件の影響を受けて事業が縮小して異動に。中途採用の部署にいき、長野配属になりました。地方都市での暮らしは意外と居心地良かったです。人材業界は企業と個人をつなぐ仕事なので、東京とか競合がたくさんいてどんどん新しいことをやらないといけないマーケットだと、自ずと企業側の熱量も高い。地方だと競合はあまりいないので、マインドとして安定志向。うまく継続していこうとしている経営者が多かったです。採用にお金をかけない企業は地方に多い印象です。ある意味、生産性が低いのかもしれません。上がつまってしまっている企業が地方は多いため、若くてやる気のある人材が上にいけないのではないでしょうか。頑張っても給料が上がらないので、結局東京に行ってしまうのではと感じました。

将来的には地元で事業を作りたいと思っています。稼げる算段がつけば移住するかなと思っています。いまは在宅やリモートワークもできるので、東京の企業で働きながら地方暮らしというのもいいのではと感じます。むしろそういう人が年収におけるアッパー層になるかもしれないなと。

この4月から、デジタル系の高校代理店へ転職しました。住居地はどこでもよかったが、久しぶりに東京に暮らしたい、出社して働きたいと思い引っ越しました。人材業界にもともと熱い想いがあって入社したわけではないので、今後の人生も引き続き振るコミットしたいわけではなかった。そこで、職種を変えたいと思い、マーケティングをやりたかったのでいまの会社に転職しました。地方の会社はあまりお金を採用にかけられないと前職で気づいたので、もっと地方の会社が売れる仕組みを作らないとお金を稼げないなと。そこで、マーケティングだと思いました。マーケティングの力を身につけることができたら、将来自分が地方の企業を助けられるかなと思っています。

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