【活動報告】選択的夫婦別姓を学ぶ
こんにちは!役員の野島です!
少し前のことにはなりますが、ある会員の声をきっかけに「衆議院選挙前必見!まだ選べないの?夫婦別姓」という題で会員向けのオンラインセミナーを10月30日に実施しました。
今回はそのイベントの活動報告です。
私自身、個人的にもともと選択的夫婦別姓に興味をもっており、なかなか具体的なアクションを起こせていない状態ではあったのですが、(Twitterでリツイートするなどはしてましたが)
オンライン交流会をきっかけに、本格的に学ぶことができ、とても嬉しく思うと同時に、やはり、選択的夫婦別姓制度を実現させたい、動かねば、と強く思いました。
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●イベント概要
・名前:衆議院選挙前必見!まだ選べないの?夫婦別姓
・日時: 2021年10月30日15 :00-16 :00
・会場:Zoom
・概要:翌日(10月31日)に控えた衆議院選挙に向けた、選択的夫婦別姓に関する勉強会
●イベント詳細
今回のイベントは、全3回で開催されたオンライン交流会の中で上がった意見を元に企画しました。意見を頂いた方のお知り合いで、選択的夫婦別姓をライフワークにしていて「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」という団体で普段から議員向けの講演もされている方に登壇していただきました。
当日は約10名の一新会メンバーにご参加いただき、1時間のうち45分で登壇者の方が普段現役の議員向けの講演でも利用している資料を使って下記の内容についてご説明いただき、残りの15分で質疑応答を行いました。
①選択的夫婦別姓への国民の意見・統計データの紹介
②選択的夫婦別姓が必要な理由
③選択的夫婦別姓によくある反対意見への反論(例:旧姓使用の行政上の問題点)
参加いただいたメンバーからは、「選択的夫婦別姓の導入を求める趣旨の意見書(※)を可決した自治体の一覧に、自分の地元を含む特定の地方の自治体が載っておらず、地域性と偏りを感じた」「議員が選択的夫婦別姓の勉強会で必要性を理解しても、自分・政党の支持者にいる保守層への配慮で表立って賛成できない時があるというのは、理解し難い」「今ある行政のシステム(戸籍システムなど)がすでに選択的夫婦別姓が考慮されて作られているとは思わなかった」といった、選択的夫婦別姓制度の置かれている状況に対する厳しさを再確認したという感想や、広く認知されていない事実への驚きの声が上がっています。
本企画は、一新会メンバーからの意見をきっかけにスタートしました。今後もメンバーからの意見を取り入れたトピックや、若手社会人に必要なトピックに関するイベントを開催し、白門一新会の目標である「若手社会人の生き方のアップデート」の実現していきます。
※ 選択的夫婦別姓の導入を求める趣旨の意見書:
登壇者の方が所属している「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」では、国会を動かすために、自治体の議会に意見書を提出して可決されるよう、議員に選択的夫婦別姓の必要性を伝える活動をしています。
その背景として、「勉強会に参加してくれた議員からは『国民の声である意見書が上がっていると、選択的夫婦別姓実現に向けた議員としての活動がしやすくなる』とコメントをもらったことがある」とのこと。
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