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牛を堪能する那須たび ~第6次産業スタディーツアー視察~

こんにちは、
中央大学の若手同窓会「白門一新会」の第6次産業スタディーツアープロジェクトチームです。

今回は、2024年1月20日に、那須の自然と人とジャージー牛の牧場「森林ノ牧場さんをメンバーで訪問しました!

まず、みなさんは

第6次産業

という言葉を知っていますか?

産業に関心の強い方ならご存知かもしれませんが、


農林漁業者(1次産業)が、食品加工(2次産業)流通・販売(3次産業)にも取り組み、それによって農林水産業を活性化させ、農山漁村の経済を豊かにしていこうとすること

をいいます。

「6次産業」という言葉の6は、農林漁業本来の1次産業だけでなく、2次産業(工業・製造業)・3次産業(販売業・サービス業)を取り込むことから、「1次産業の1」×「2次産業の2」×「3次産業の3」かけ算の6を意味しているんですよ。

さて、今回訪問した森林ノ牧場さんでは、ジャージー牛を放牧で飼育しています(1次産業)。放牧することで、四季の移ろいと共に、牛のエサとなる放牧地の草の種類も変わるため、牛のミルクの風味が変わっていくのです。

森林ノ牧場さんでは、「ジャージー牛乳」はもちろんのこと、チーズ・バター・ヨーグルト・アイスクリームなどの有名どころの乳製品に加えて、お肉類までをも、命への感謝を込めて余すところなく加工しています(2次産業)。

そして、この丹精込めてつくった乳製品を届けるために、ネット販売にとどまらず、カフェやスタンドの経営もされており、那須塩原市図書館みるるの中で「モリコーネ」という空間・居場所づくりまでもをされています(3次産業)。

思わずほっとできる空間のそばに、美味しいミルクやアイスクリーム。
時には本を手に取って、誰かと出会ったり、ひとの帰りを待ったりできる…
そんな余裕を思い出させてくれる一連の運営でした。

ほかのメンバーからは、

那須塩原図書館みるるが印象的でした!空間を広く使った図書館で非常に開放的。高校生が思わず立ち寄りたくなる場所でもあり、1区画には自治体の婚活窓口もある。行ってみて感じること多しでしたね!

という感想もありました。

一新会では今回の那須塩原視察以外にも、定期的に、日本中を散策しながら今の産業の姿や今後の生存戦略を知っていこうと考えています。興味関心の近い仲間と共に、これからも学んでいけたら嬉しいです!

上記のイベントにご参加いただくだけでなく、その他の分野にご関心があれば、企画発案から関わっていただくことも可能ですので、是非是非一新会事務局にお声かけください。

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