
このnoteについて
人生、それなりに大変なことが色々とあった。
それでもなんだかんだ、乗り越えたと思っていた。
実家を勢いで出て、一人で暮らしていて。
多幸感に満ちて、これ以上を苦しむことはもうないのだろうと。
悟りを開いた気分で、全てをやり切ったつもりでいた。
けれど、そんなことはなかった。
数年ぶりに恋人ができて数か月。
大きな壁が残っていることを思い知る。
愛着障害。
全てを乗り越えられた気でいたのは、一人でいたからだ。
必要なときだけ必要な人と関わる。
楽しいところだけを共有して、深くは立ち入らない。
家族とも年に会うのは両手で数えられる程度。
だから、人と人との関係で苦しむことはなかっただけ。
安定した愛情を親から感じ取れなかったせいか。
未だ胸の中で大人になりきれない小さな私が、ようやく、ようやく。
甘えていい相手を見つけたときに、苦しさが芽生えた。
こんなに苦しいぐらいなら一人になろうか。
こんなに振り回してしまうことがあるなら一人になろうか。
何度か考えたけれど、まだ選びたくない。
大人になりきれない小さな私がまだいることを。
すぐに不安を感じて泣いてしまうことを。
それでも少しずつ自分を癒していきたいことを。
その先でもっと一緒に幸せに生きていきたいと。
伝えたときに、少しずつでいいと応えてくれた気持ちに応えたい。
きっとそんな相手に出会えることは、人生で多くはないだろうから。
そうして改めてどうしていこうかを考えたときに、noteが浮かんだ。
自分が抱えている愛着障害と上手く付き合っていくために、
日々の考えや、学んだことを整理していきたい。
時になんでもないことを綴ったりしつつ。
書けるときに書いていきたい。
そういうわけで、始めてみました。
もし読んでくれた誰かがいるならありがとうございます。
気が向いたら、のんびりと見守ってくださいな。