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給与口座は好きなところにしよう! 【フリーランス当直医が知っておきたいこと】

はじめに

※この情報を元に生じた一切の不利益に対して私は責任を負いません※

こんにちは。フリーランス当直医・産業医のHakuです。
正しくはフリーターなんですけど、その方がカッコいいので!σ(^◇^;)

フリーランス当直医として働くなら知っておきたいことをまとめます!

今回の記事は、タイトルのとおりです。ズバリ、

給与の振込口座はどこでも大丈夫なんですよー!!
もし勤務先に「○○銀行でお願いします」と言われても、無視できます!

もちろん、法的な根拠もあります。
意外と知られていないと思うのでカンタンに整理します!

※細かく知りたい方はコチラをCheck!

給与(賃金)を支払うときに必要なこと

  • 直接払いの原則

  • 全額払いの原則

  • 通貨払いの原則

  • 毎月1回以上、一定期日に支払う原則

労働基準法の第24条で、賃金に必要なことが定められています。

実は銀行振込って原則で言うと労働基準法違反なんですね。

ですけど、例外規定というものがあって、

「厚生労働省令で定める確実な支払いの方法による場合」については認められているんです。その中で、労働者が指定する銀行その他の金融機関に対する当該労働者の預金又は貯金への振込として銀行振込が定められています。

難しく見えますけど、大事なのはココ!

”労働者が指定する”

なんですねー。

振込先を制限する権利は勤務先にはないんです。


給与の振込口座を決めるのは私たちです!

もちろん、振込手数料を天引きするのも違法です。

なぜかというと、振込手数料を天引きすると労働した分の賃金が全額支払われないことになるからですね。それだと全額払いの原則に違反します。

とても大事なので、もう一度言います。

病院(勤務先)が指定した口座にする必要はありません。
好きな口座を選んだからといって、手数料を負担する必要もありません。

もちろん、特に不都合が無いんだったら従ってあげていいとおもいます。
ですけど、そこには拒否権があることは知っておくべきですね!

ちなみに、私は振込先をネット銀行にしています。
勤務先では99%地方銀行口座を指定されますが、持っていないと伝えます。

このとき、事務担当者の対応は様々です。

ネット銀行を希望したらどうなる? 事例集

A病院:指定は一応書いてますけど、別にどの口座でもいいですよー
B病院:多分大丈夫ですけど担当に確認して問題があれば連絡します。
C病院:そもそも口座指定がない
D病院:苦笑。あー、持ってないんですね・・・。そしたらとりあえずネット銀行のを書いといて下さい。

まあだいたいこんな感じですね。

A病院の方は良く分かってるなーって感じです。まあ、それならC病院みたいに口座指定外したら?とは思うんですけど、地方銀行を指定することによって何かしらメリットがあるんでしょうね。推測ですが。(一括だと手数料が安いとか、融資が受けやすいとか?)

B病院の方は労働基準法をあまり知らないようですけど、そこまで問題ではないかと思います。労務管理者が知らないんだったらマズイですけど・・・。

D病院はちょっとムッとした感じでしたけど、特にその後何の連絡もなくネット銀行に振り込まれていました。

まとめると、事務担当者が知らなかったとしても労務管理の担当は知ってるはずですし社労士がいるところもあると思うので問題ありません。

今のところ、どの案件もちゃんと給与は振り込まれています(^。^)

今回の記事で言いたかったことは以上です。
ここまでお読みいただき有り難うございました!

おわりに

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番外編:ネット銀行のメリット(地方銀行のデメリット)

私が思う地方銀行のデメリットやネット銀行のメリットをまとめます。

1.地方銀行はネットバンキングが有料のところもある
これ結構痛いですよね。
ネットバンクのサービスだけで月額数百円とか、あり得ないと思います。

2.とにかく手数料が高い。安くなる(無料になる)仕組みもない。
これも結構ツラいです。
ネット銀行ha振込手数料が月に何回か無料だったりしますからね・・・。

3.登録内容の変更など、わざわざ窓口に行く必要がある
これもキツイです。
最近ではオンラインでいいところもあるんでしょうけど、ね・・・。


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