自分を見失ったあたしが、自分を取り戻すまでの物語。〜主役はあたしだ〜
この3ヶ月。
あたしは自分を見失いました。
自信を無くし、もぬけの殻。
思い描くものはことごとく的外れで、自分は何がしたいのか?すら、分からなくなっていました。
8月に生まれ変わったはずの自分は
「なんであたしなんかが親になってしまったんだろぅ」と、久々に堕ちまくっていた。
正直へとへとだった。身体も心も。
そして
思い出します。
あたしらしく…
あたしは何を目指したいのか。
今やりたい事は?
訳の分からないあたしには考えたくもない現実ばかりが浮き彫りになっていました。
そんな見るも見かねる状況を打破するには。
動くしか無い!!と。
何をどう動くかも全くわからないもぬけの殻は、何一つ見つけることができません。そんな時やりたいことをやってみたら?と。
やりたい事を考える時、今ある環境の中でやりたい事を探しては見つからないのだと言う。
時間がない。
子供達がいる。
お金に余裕はない。
そーゆー制約は一旦全部取っ払って、自分は何がしたいか?を考える。
(確かにこの制約は自分が決めた、自分の環境の決めつけなのかもしれない。つまり自分がやらなければならない事!と決めつけている事に繋がる気がする。)
そしてそれらを一旦横に置いて
考えるだけだから、それなら出来るはず!
その状況で導き出した答え。
あたしは一つしか無かった。
『海が見たい』
もちろん行ったからって何があるかなんて分からない。意味があるのだろぅかと考えてしまう。
でももぬけの殻のあたしは動くしか方法が無いのだと言う意味は分かる。
動き方すら分からないのだから、行ってみよう。運が良ければ自分の声を聞けるチャンスかもしれない。
決断は早ければ早いだけいいらしーから。
そんな話を聞いてから2日後。行くならこの日しかない。
前日に夕陽の綺麗な海を検索した。ヒットしたのは逗子海岸。地理が全く分からないあたしは鎌倉もいいなぁと思い検索。驚くほど近くてびっくりした😳
そして決めた。
行き先は由比ヶ浜。夕陽は逗子海岸。
当日天気には恵まれた。リュックサックには防寒グッズとレジャーシートを詰めていざ出陣。
電車は出発して次の駅に着く前に30分足止めを食らった。幸先不安だ。。なんとか奮い立たせて、なんとか着いた由比ヶ浜はものすごい強風だった😨とても海岸に腰を下ろす事が出来ず、迷った末30分後よし、やっぱり逗子海岸へ向かおぅと。
方向音痴のあたしは携帯で電車のルートを検索。
しかし徒歩なら…45分。
行ける!今のあたしは時間があるし🚶♀️徒歩で向かう事に。
歩きながら1人喋り続けました。
そぅだ。
あたしは1人でいる時こーやって喋る人だった。自分と会話をする人だった。こんな時間なくなってたな。
ぶつぶつ話しながら、目からは涙が溢れてた。
情けない自分。どーしようもない自分。あたしのせいだ。あたしが全部作り上げた現実。
何やってんだばかやろーって。
でも同じくらい、あたしは家族が大事なんだな、って。こんなに大好きだったんだな、って。
海を眺めながら海岸沿いをひたすら歩く。
少しずつ、少しずつ涙と共に浄化されていく様な感覚を覚えていた。←本当泣き虫。笑
とは言え、方向音痴のあたしは途中から住宅街に突入。考える余裕すらなくなり迷子。
目指す方向を見失うとこんなにも動揺しだすのか!と自己分析しながらの道中は、まさに今の自分だ!と確信したり。
途中から1人で笑ってた。完全に怪しいやつでした😂
迷子で悩んでると救世主が現れ、目の前に逗子駅行きのバスが!これは乗るしかないと飛び乗りました。乗り方が分かってなくて降りる時に運転手さんにご迷惑をおかけしましたが、なんとか駅へ到着!!
その頃には風は少し弱くなり始めていて、海岸に向けて歩き出しました。この辺りではあたしの心は少し穏やかになり、喋り続ける自分を取り戻しつつありました。
まっすぐに綺麗な西日に向かって歩きます🌞
ついに逗子海岸到着です。
西日が正面に来る壁際にシートを敷きました。
家を出てから5時間30分。
やっと腰を下せる安堵感。
自然とただいまと言ってました。逗子海岸初めてだけどなっ。笑っ
なりたい自分
時刻は15時30分
海にたくさんの人達がいました。
工事の仕事をする人
ウィンドサーフィンをする人
犬の散歩をする人
ランニングする人
友達と話しながら海を眺める人
あたしはそんな人達を眺めながら、ただただ海を眺め、深呼吸をして、写真を撮ったり、子供達を預ける姉と連絡を取り合ったり。やるべき事が終わってからはひたすら頭に浮かぶ事について1人対話の時間です。
1時間程が経った頃
太陽は真っ赤な色へと変わり夕陽になり出します。
夕陽に引き寄せられる様に
座ってる人達が海へ近づいたり
歩いてる人が立ち止まったり
沢山の人達が入れ替わり立ち代わり…
その綺麗な夕陽と海が作り出すなんとも言えない景色と空間にスマホをかざして想い想いにシャッターを切っていました。
ある人はただ眺め、シャッターを切って、また眺め。
いつもの日常へ戻るように歩き出していました。
あぁーきっといいもん見たな!と思ったんだろぅなぁー
なんて思いながら、夕陽に目を向けます。
ただただ太陽🌞は朝からあたしを照らしていました。
何を訴えるでもなく、その光は照らしてくれていた。
その暖かさに、その光が作り出す世界に癒され、自分を取り戻し始めたこの時間。
気づいたら声が出ていました。
「あっあたし、太陽みたいになりたいんだった!!」
不意打ちでした。
たぶん自分がさっきまでぶつぶつ独り言を言っていたボリュームとは比にならない位の声が出てました。
慌てて辺りを見渡すくらいはっきりと強めに。
お隣さんとはだいぶ距離があった良かった🤭笑
思い出した事
中学生の頃親友だったその子は詩が描かれた葉書を1枚くれました。そしてあたしに言ったんです。
「これ見つけた時、そのまんまあなただと思ったから!」と。
当時知らなかったのですが、そこには相田みつをさんの詩な書かれていたんです。
こんなあたしに、選んでくれたその気持ち。
嬉しくて毎日眺めた葉書。
毎年手帳に入れて持ち歩いたあたしの思い。
そして何よりそんな気持ちを素直に伝えることが出来る親友が羨ましくもあった気持ち。
その想いに答えたいと願ったあたしの素直な気持ち。
そんな大事にしていた自分の気持ち達を忘れてしまって、日々の現状に悩み、頭を抱え、自信を無くし、自身すら見失った今。
やるべき事は…
なりたい自分を思い出したあたしは
真っ暗になってきた海岸に頭を下げ、自然と手を合わせていました。
さぁーいよいよ
次のステップを踏む時がようやく来たようでした。
お先真っ暗で思考停止の3ヶ月間。なりたい自分があるならば、何をしたらいいのだろぅか…と。
電車に揺られながらグルグル脳内を模索しますが、出てこない。まだダメかぁー😩と思っていた時
おもむろに携帯を手に取り、LINEのタイムラインを開きました…来た!これはあたしへのメッセージ。
ゲッターズ飯田さんはあたしに答えをくれました。
すぐさまノートを出して考えます。
やりたくない事、やりたくない自分、親としてやりたくない自分の行動…
否定したくない
自分みたいになるなと思いたくない
怒ってばかりいたくない
イライラしたくない
出来ない事にフォーカスしたくない
先回りしたくない
いい親ダメ親の考えをしたくない
教えてあげなきゃをやりたくない
ざっと考えてもこれだけ出てきた!ゲッターさんありがとう😭
考え方のヒントってこっちがマジに探しにかかると
本当にひょんと出てくる。
それにはちゃんと理由があるらしーが
まだ語れるほど知識はないから、いつかそのタイミングが来た時に🌞
あたしがやらなければならない事は
やりたくない事、つまりなりたくない自分に基づいて考えていけばいいって事🤩
そしてそれはよりシンプルに、矛盾などないものを見つけていけばいい。
最後に
はぁーあたしはようやく生きた心地を取り戻しました。息が出来た感覚です。酸欠状態だったんだ!って感じです。
何かに悩み、苦しくてもがいている人。
何が正解か分からず、先が見えなくて苦しい人。
みんなが言うこと
動くしか無い。行動を起こすしか無い。
でも今回自分を見失っていた私は、何をどう動いたらいいのか、行動って何をしたらいいの?って、全く見当もつきませんでした。
だからもし何をしたらいいか分からなくて、苦しんでる人がいるならば、一つの選択肢として
今の環境を全て取っ払ってやりたい事を考え、それを実現する為のめんどくさくて後回しにしてしまう事をまずやってみる!!
これは、意味があるのかな?って思うかも知れないし、その先を、想像してしまうかも知れないけど、それはきっとやってみなきゃ分からない結論が待っている!って事。
つらくて苦しい人が1人でも
自分の声に耳を傾けて、本当の心の声を聞いてあげて欲しい。私はどんな人になりたいの?と。
1番の味方が自分じゃないなんて、やっぱり自分が可哀想だもん!
と、思った今日この頃です😜
まだまだつまづくと思いますが
何度でも立ち上がるさまを見ていただきたいと思い記事にしていきます。
あたしの人生の主役はやっぱり自分しかいない。代わりなんて誰もいない。
あらがうな!
そしてあらがえ!!
自分との闘いにはやっぱり負けたくない!と強く思えました。
最後まで読んで頂き、本当に感謝いたします。
ありがとうございました。
何かのお役に立てていたら幸いです💫