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懐寂しくても、心の温かい世界がいいな。

何年か前の介護施設でのお話😌

その時どんな話をしていたのかは定かではありませんが、昔と今をテーマにしていた事は間違いありません。

当時の話をするみなさんは、やっぱり楽しそうなんです。だからつい話を聞いてみたくなってしまうんです😆

女学校時代の話しや、初恋の話、スナック経営やら
とにかく幅の広い話しを聞くことが出来るのです。

これは介護施設で働く醍醐味の一つかもしれません😌

その時も突如始まったトーク時間。

ご主人を早くに亡くして
女で一つで3人のお子さんを育てた方でした。

話し方は上品だし
おっとりされた雰囲気で。
けれど芯の強さを感じる。

納得のいかないことにはちゃんと向き合い
決して受け身にはならない。

そんな強さを感じる女性でした。

なので話し出したら止まりません。
伝えたい事は最後まで話したーい!そんな声が聞こえて来そうなくらい盛り上がるのです。笑

コロナが始まった頃から
「みなさんから見た今の時代は
どのようにうつっているのだろぅか??」

そんな風に考えるようになって
"昔"を懐かしむ思い出話だけでなく、今はどう?と聞くようになっていました。

その日は何かの流れで、子育てについて話していた様な気がします。

その時の話が今の貧困の差を映し出していました。

「昔はね、貧乏な家と裕福な家は一目でわかったのよ。明らかな格差があったのね。でも今の時代は一目じゃわからない時代でしょ。それは貧乏なんて言葉が消えたみたいに。でもそんなことないんだよ。だから裕福じゃない家の人はとても大変なはずよ。」と。

「うちは貧乏だから買えませんが通用しない時代でしょ。」と。

目から鱗でした。

確かにうちは貧乏だから…なんて、子供に言う家が今どれくらいあるでしょうか。

つまり生活が苦しくても、言えない。
そーした家庭がたくさんあると言うこと。

そして補うために、労働を重ねていると言うこと。

妙に納得できる話しだったのです。

自転車やゲーム機や携帯電話を持たない家庭は少ないですよね。

住むところもあるし、電気ガス水道が止まった経験もない。最低限の生活は出来ている。

だからといってお金が溢れているわけでもない。

あたしはそんな生活が当たり前でした。
ギリギリの中でも最低限揃えられるわけです。

昔は持っていないのが当たり前だから
持っている人は明らかに裕福だったとおっしゃっていました。

はたからみて、わからないって事です。
綺麗に着飾った人の家の中がどうなっているかなんて分からないわけです。

家庭訪問と言うものも無くなって
それはより一層、誰にもバレずに生活を送る事が出来るのです。

子供達がどんな生活をしているのか??
貧困という言葉が消えたように見える。
それは間違いなく社会問題だと思うのです。

先日も朝の情報番組で子供の貧困問題を取り上げている中で、MCの方が発言した話が炎上していました。

簡単に説明したら、きている服などでは判断ができないという内容でしたが、間違った事は言っていないと思うんですよね。

つまりあえて安い服を選んでる人もいれば、安い服しか買えない人も居る。

その"安い服"と表現されたブランドがUNIQLOだったわけです。

ユニクロをバカにしてるーって人も居るかもしれないけど、そこが問題ではなくて、見た目ではもう判断できないと言うことです。

まさにご婦人の話とリンクしたのでした。

そして、今の時代、一つのことに炎上し
もはや論点がズレにずれまくった
顔の見えない論争。議論でもなんでもない一方通行。

そこには心の貧困すら見えてしまいます。

懐も寂しければ、心も寂しい。

そー思ったら昔はまだ心くらいは温かかったんじゃないかなと思うんですよね😌

こんなこと書いていたら
懐は寂しいけど、心は温かくいたいなぁーと思えてきました。

勝手に財布事情暴露になっていますが🤣
←誰も聞いていない。笑


日本は貧困層。お金じゃだけじゃない、心の問題。

あたし達親世代がどのように後世に引き継ぐのか。
もう勝負は始まっている。

自分と闘わずして誰と闘おうというのか、、、。

退化をするべき時は始まっています。
過去に戻り、今一度、人とは?自分とは?
見つめ直し時なのかもしれませんね。

温かい時代が始まるように💫



最後まで読んでいただきありがとうございます😊
またよかったら覗きに来てください♡


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