ラッタ統一ができたワケ
注意:この記事はあちこちで大げさな表現を使用しております。
ご了承ください。
ラッタ統一の起源はいつ?
僕は、ラッタ統一をたぶん世界で初めて形にした人です。
種族統一とは。
同じポケモンを6匹でPTを組む遊び方。
こちらは過去に「種族統一学会」に寄稿した論文です。
情報は剣盾以前、第七世代(SM)の頃ですが、種族統一の歴史について述べていますのでご参照ください。
一番流行したのは、リピボ級という形で再流行している昨今を除けば、ニコニコ生放送でのポケモンバトルレボリューション(以下、バトレボ)の配信ではないでしょうか?
当時はまだ黎明期でもあり、こぞって新規の配信者が「このポケモンの統一パは誰も使ってないから自分がやるぞ!」とほぼ全ての種族統一を使う人がいたような気がします。
そのブームの頃より少し前。
2009年6月に僕は配信を始めました。
ラッタ統一として。
当時はまだ誰も種族統一メインの配信者はおらず、そんな中でラッタ6匹でPTを組み、ラッタ統一をメインにした配信を始めました。
ラッタは種族値も低く、低耐久です。
せめて一矢を報いる…いやラッタのように一歯を報いるくらいの気持ちで。
爪痕ならぬ噛跡を残すつもりで。
実は、当時のDP環境はラッタ統一にとっては追い風であり、
・かえんだま/どくどくだまの登場による特性こんじょうの意図的な発動
・きあいのタスキによるがむせっか型
・対ゴーストにも新規先制技ふいうち習得
・悪技かみくだくなどの特殊→物理変更
など、実は低種族値であっても十分に戦い抜ける環境でした。
当時ポケモンをプレイする人なら誰もが知るラッタというポケモンを、あえて6匹連れて、しかも個体値厳選はせず性格厳選と努力値振りのみで、バトレボの荒波をがむしゃらに戦い抜く姿はいつしか多くの視聴者を魅了し、自分も統一パやってみようかなという人を次々と生み出し、統一パブームのような波が来たのでした。
ごめんなさい調子に乗りました後続の統一パの方々がすごかっただけで僕は何もしてません大会とかも開催しなかったし毎日2枠だけのんびり細々と配信してました何かすごいことやってやったぞ感出したくて調子乗って書きましたごめんなさいごめんなさい
でも。
実はラッタ統一はそれより前にありました。
いつ?
初代です。赤緑時代です。
小学生だったその人は、コラッタとラッタのポケモンカードを無限回収し、ラッタ統一を組んでました。
誰が?
僕です。
ラッタとの出会い
僕のラッタとの出会いは、実はポケモン本編ではありません。
ポケモンカードです。
実は僕のポケモンとの出会いは、当時購読していたコロコロコミックのおまけカードのピカチュウとプリンでした。
その後ポケモンカードからポケモンを知りソフトを親に買ってもらったという、どちらかというと当時では珍しい環境でした。
そして当時のポケモンカードのラッタには、いかりのまえばというワザがありました。
どんな相手でもHPを半分にするという効果を持つワザ。
「このラッタというポケモンは、とんでもないワザを持っている…!」
小学生だった僕は、いかりのまえばの他のワザにはない魅力に惹かれていきました。
「マサラタウンの下の草むらでレベルの高いラッタが出るようだ。
ポケモンカードはレベル41だから、そこまでレベルを上げれば覚えるかもしれない!
そのラッタを捕まえていかりのまえばを見たい!!」
当時はまだ、道具の7番目でセレクトBBしない純粋な心の持ち主でした。
なので、できるならレベルが最初から高いラッタが欲しかった僕が向かったのは、マサラタウンの上ではなく下でした。
「あそこの草むらに、モンジャラに紛れてラッタがいたはず・・・」
実は初めてラッタを育成したのは1ばんどうろのコラッタではなく、実はマサラタウン下の草むら、21ばんすいどうのラッタです。
ラッタLv.30を捕獲!
うおおおお!目指すはLv.41!
やった!やっぱりLv.41でいかりのまえばを覚えた!
ラッタの いかりのまえば!!!!
「本当にHP半分になる!すごい!
専用技だ!ラッタしか使えない特別な技だ!」
HPが半分になる技、いかりのまえば。
逆に言えば、たかだかHPを半分にしかできない技でもあるはずです。
なのに小学生の僕は、このいかりのまえばに惚れました。
実はコラッタよりもラッタが好きなのですが、その理由はラッタとの出会いが先で、いかりのまえばに陶酔してしまったからです。
こうやって僕は、生涯の相棒であり、後に自分の人生を変え、種族統一という遊び方で見知らぬ誰かの人生をも狂わせてしまったかもしれないラッタと出会いました。
また、ポケモン本編でラッタがお気に入りになったわけですから、ポケモンカードのラッタも当然お気に入りのカードになってしまいました。
何かたくさん集めたくなりますよね。
ということで、小学生レベルではありましたが、コラッタとラッタのカードを無限回収し始めました。
第一弾のコラッタ・ラッタだけでなく、第四弾のコラッタ・わるいラッタや拡張シートのコラッタ、ジムのマチスのラッタと、様々なラッタ・コラッタが出るたびに集めてました。
たくさんのカードの束。
コラッタとラッタだけの束。
当時からラッタ愛の熱さが厚さとなって形になりました。
たくさん自分のお気に入りのポケモンが集まると嬉しくなっちゃいます。
だから次は、本編(赤・緑)でもラッタで埋め尽くしたくなりました。
手持ちのポケモンを全部ラッタ埋め尽くし。
かのコイキング6匹のトレーナーのように。
世界で初めての、ラッタ統一の始まりです。
もちろん当時は小学生ですから、強いPTなんて組めません。
でんこうせっか→先制技強いから採用
ひっさつまえば→専用技だから採用
いかりのまえば→専用技だから採用
あと1つを任意の技にする
というラッタを6匹揃えただけです。
ただ初代のノーマルタイプは色んな技マシンを豊富に覚えました。
もちろんラッタも例外ではありません。
4つ目の技を、
はかいこうせん・かみなり・ふぶき・あなをほる・のしかかり・かげぶんしん
これらをサブウェポンとして搭載したラッタ統一。
めっちゃ強そうなラッタ統一が出来た!!と当時の僕は喜んでました。
若いですね。
対人戦をやる機会はほぼなく、PTを組んで満足していました。
当時は通信ケーブルはレア物で、僕はもちろん持ってませんでしたから。
でも、ラッタ統一を組んだ事。
それだけで僕は満足でした。
こんな感じでラッタ統一をつくったりラッタの無限回収をした小学生時代を過ごしていた僕。
次回作の金銀でもラッタは出るので統一こそ作りませんでしたがラッタを旅パ入りさせてカントージョウト制覇。
RSではポケモン離れしたもののFRLGで復帰、互換切りでGBのポケモンは連れて来る事はできませんでしたが、新天地でラッタとの再会を果たしました。
DSは多少遅れるもののパールを購入。
まさかのいかりのまえば(&ひっさつまえば)が専用技でなくなる事態に驚愕しましたが、ビッパとパチリスを旅パ入りさせ、クリア後ラッタと出会うまでの間まで前歯技を堪能しました。
そして、中古ショップで1万で売られていたWiiに何故か惹かれるものを感じ衝動買いし、バトレボと配信機材を購入し、バトレボを始めました。
小学生の時に楽しんでいた頃のように、ラッタ統一と共に。
ラッタ統一デッキの始まり
そして今僕は、ラッタ統一のポケモンカードをやっています。
始まりは2011年6月。
当時は30枚のハーフデッキというものが存在し、ガチデッキでラッタは厳しいと思っていた事もあり、ハーフデッキでコラッタとラッタしかないデッキを作りました。
最初は軽い気持ちで作ったものの、市販のビクティニハーフデッキと互角に戦えた事から、意外とラッタデッキいけるんじゃない?ということに気づきました。
時は過ぎ、2012年春頃。
横浜のポケカの大会に出るものの予選落ち。
しかし大会とは別のゾーンでスタッフとプレイできる場所があり、そこのスタッフとラッタデッキで対戦。
ラッタ統一デッキを使っていた事もあり、対戦しながらの流れで
「コラッタとラッタが欲しいです。出来ればいかりのまえばのワザを持ったラッタが欲しいです」
とスタッフに何気なく伝えました。
開発期間を考えると、ただの偶然でした。
しかしその言葉は現実のものとなります。
2012年7月13日 フリーズボルトが発売。
いかりのまえばを持ったラッタが実装されました。
しかも「HPを10にする」という超絶パワーアップした効果と共に。
そして同月下旬。
いかりのまえばラッタ実装に強い運命を感じた僕は、60枚デッキのラッタ統一デッキを完成させました。
レギュレーションはラッタG(ギンガ)というたねポケモンのラッタも使える殿堂レギュレーションで。
当時から「ポケモン統一デッキ」を広めようと色々アピールはしたものの、ポケモンカードの人口も少なく、またポケモンカードをやる人もわざわざファンデッキを作ることはしなかったため、全く流行ることはありませんでした。
でも、ラッタ統一デッキは崩すことはしませんでした。
いかりのまえばのワザをキッカケにラッタと出会った僕がいかりのまえばのラッタが欲しいと言ったら、再びポケモンカードでいかりのまえばを持ったラッタが実装されたのですから。
崩せるわけがない。
ポケモンカードから離れる事があっても。
そしてその気持ちが通じたのか、
2015年12月15日 破天の怒りが発売。
ラッタBREAKというカードが実装されました。
ラッタBREAKというカードはとんでもないカードでした。
BW時代にパワーアップして帰ってきたいかりのまえばを持っています。
しかも、今までエネルギー3つでようやく使えたいかりのまえばが、エネルギー2つで使えるようになりました。
何より、全てのラッタがワザなどを引き継いだ状態で更なる進化、
BREAK進化!!
を遂げるのです。
しかも金ピカに!!
XYでポケモンバンク解禁まで出現せず、1ばんどうろのもう1匹の鳥さんはメガシンカできたのに、散々XYシーズンでハブられメガシンカできなかったラッタは、ポケモンカードで別の進化方法であるBREAK進化を果たしたのです!!!
もしメガストーンが必要だとすれば、
たぶんサファリ園長の「きんのいれば」でしょうね???
神!?いや、噛カードです!!
というわけで僕はさっそくラッタデッキへ入れました!!
もちろんラッタBREAKはラッタデッキで大活躍を見せました。
自分の場の全てのラッタはBREAK進化することによりいかりのまえばを使える可能性があるわけですから。
何よりレスキュー系との相性が良く、ラッタBREAKを倒しても手札に戻り、ラッタBREAKを倒してもすぐ次のラッタBREAKが出てくるというとんでもない状況を作り出しました。
2018年9月には、夢にまで見たイマクニ?さんと
「イマクニ?デッキvsラッタ統一デッキ」
というまさしくドリームマッチができ、一生の思い出になりました。
イマクニ?さんは僕みたいな一般の人にも丁寧に、そして当時のように答えてくれる、素敵な方です。
いつまでも僕たちの憧れのヒーロー(読み:へんないきもの)ですね。
XYの第六世代でラッタBREAKが出てくれたおかげでポケモンカードから離れていた気持ちも戻り、再びポケモンカードを少しずつ買うようになり。
そしてSMではリージョンフォルムである「アローラのすがた」のアローララッタが登場!
アローララッタのGXはしばらく登場しませんでしたが、SMが発売されてしばらく経った頃にプロモパックに収録されることになりました。
ラッタのカードの中で唯一サイドを2枚取られるラッタです。
その後もポケモンカードから離れていても新しいカードが出るたびに、ラッタ統一で使えるカードはないかな?とラッタデッキを磨き…歯磨きし続けました。
ラッタ統一デッキの今
今のラッタデッキは、ラッタとの出会いのキッカケになった「いかりのまえば」がメインウェポンとして入っています。
そして復刻版でいかりのまえばのワザではありませんが旧裏と同じイラストの、ラッタとコラッタ。
そして本編の初代から第九世代までに関係するカードが入っています。
デッキシールドはコラッタが描かれた旧裏第一弾拡張パック。
イラストレーターは有田満弘先生。
先生は旧裏第一弾のコラッタを描かれた方でもあります。
またDP時代にもコラッタを描かれており、それもにげるエネルギー0のコラッタとして1枚入れています。
そのため僕のラッタデッキは有田先生の描くコラッタを全て見ることができるデッキでもあるのです。
なお、ポケモンカードのラッタと言えばもちろんいかりのまえばですが、うちのラッタデッキはいかりのまえばだけではない、幅広い闘い方も出来るようなコンセプトにしています。
いかりのまえばはHPを10にするというワザの効果を持つ代わりにダメージは発生しないため、「効果を受けない」ポケモンに対してとても弱いのです。
でも元々ラッタは、いかりのまえばのワザが実装される前のハーフデッキの頃から、少ないワザエネルギーとにげるエネルギーで素早く動けるのがウリでした。
本編のラッタのように。
だから、いかりのまえばに頼りきったデッキにならないようにしています。
もちろんルール持ちの強敵にはいかりのまえばが撃てるように、どのラッタもBREAK進化できる準備を整えて。
何度やられても、レスキュー系のカードと組み合わせながら次々とラッタが出て、勝利を目指す。
どんなデッキとも戦えるような、そんなデッキにしたい。
ラッタ統一がバトレボ時代に、どんな相手にも立ち向かっていったように。
ラッタ統一ができたワケ
僕が配信時代にずっと志していた事。
配信を見ていた人ならよく知ってると思います。
「ポケモンは個体値厳選とかで凄く時間かけなくても、
最低限の性格厳選と努力値振りだけやればこんなに楽しいんだよ、
とラッタ統一を通して伝えたい」
「みんなが僕の配信を見て、
真似しやすいって思って統一パを始めてくれたらいいな」
以前は、厳選は簡単なことではありませんでした。
6Vと呼ばれる最高値の個体値にできるだけ近づけるために、理想的なめざめるパワーの威力を出すために、延々と孵化を続けたり、乱数調整により理想個体を狙う人が比較的多かった印象でした。
育成メインで対戦はしないよって人もいましたし、初代でラッタ統一をしていた僕も育成して満足していたからその気持ちは分かります。
でもかがくのちからのおかげで、離れた人と通信対戦も気軽に出来るようになり、バトレボを使えばランダムで知らない人とも対戦できるようになりました。
もっと気軽に対戦できたらいいのに。
もっと好きなポケモンで対戦できたらいいのに。
厳選だけで疲れちゃうじゃん。
だから僕は、配信という場でポケモン対戦の楽しさを伝えていきたいと思いました。
ラッタを使うのではなく、運命的な相棒「ラッタ」の遣い、「ラッタ遣い」として。
厳選を全くしないわけではありません。
性格くらいは粘ったほうがいいです。
育成を全くしないわけではありません。
努力値振りや技構成を考えたりするのは必要です。
でも、長々と厳選し続けなくても、こんな低種族値のラッタを6匹集めただけの一見ありがちなPTでも、とても楽しくポケモン対戦出来るんだよ。
それをラッタを通して伝えていきたい。
そして、たくさんの人に真似してもらって、好きなポケモンと対戦する楽しさを知って欲しい。
配信を始めたのは2009年6月ですが、その頃には全くと言って良いほどなかった統一パの配信も、年末頃には同じような統一パの配信がたくさんありました。
配信の主流がDSだった頃から、バトレボが主流になるくらいに。
バトレボはやたら統一パだらけだと言われてしまうくらいに。
2009年9月にはHGSSが発売され、それから大学生を中心に一気にポケモンに復帰し、ポケモンの配信者が増えました。
一部の方はもしかしたら、僕の配信を見て
「自分も面白そうだから真似しよう」
って思って統一パの配信を始めてくれたのかな、と勝手に思ってます。
それから時が経ち、名前は種族統一という分かりやすい呼び名が生まれ、10年以上が過ぎても数多くの有志の方々が種族統一を絶やさぬようにと活動を続けて、今もこうやって多くの人が遊ぶコンテンツのひとつとなりました。
でも。
時が経った今、
前作の剣盾から、全てのポケモンが出なくなりました。
そのため、種族統一がやりたくても出来ない人が生まれてしまうことになりました。
容量・開発期間の都合上、仕方ないことだとは思います。
本編ではやむを得ず使用できないポケモンや技が存在し、悔しい思いをしています。
僕もそのひとりです。
ラッタも例外ではなく、剣盾でもSVでも、最新作の本編では使用できません。
使いたいポケモンがいないのは、本当にモチベーションが下がります。
種族統一という遊び方をやってきた人として、かなり辛いものがあります。
色厳選や証厳選、ダイマックスやテラスタル、キャンプやピクニック、連れ歩きやシンクロ、細部に渡ったデザイン。
最新作にいなければ、どれも楽しめない。
他のポケモンだってもちろん大好きです。
でも、やっぱり思うんです。
ラッタ、いないなぁ…ラッタがいたら、もっと楽しかったんだろうなぁ…って。
でも、今最新作を楽しんでいる人たちの気持ちを落としたくない。
一緒に旅をしてくれたポケモン達にも申し訳ない。
こういう辛さが生まれる事も覚悟して、これからもポケモンを作り続ける全ての人を、これからもずっと応援していきたい。
だから、極力僕はこういう気持ちを表に出し過ぎないように心がけてます。
そして、ラッタとともにいられる、可能な範囲で活躍できる環境でポケモンを楽しんでいこうと思っています。
だからこそ、僕は今、ポケモンカードという新しい環境を勧めていきたいのです。
メインの記事でたくさん書いた通り、ポケモンカードなら、好きなポケモンとずっと遊び続ける事ができます。
プロのイラストレーターが手がける様々な姿で、本編にないワザを持ち、本編では見せない一面とともに。
しかもアナログゲームです。手元に残る形です。
ポケモンカードのサービスが続く限り、いや仮にポケモンカードが終わる日が来たとしても、更に言えばポケモン本編が出なくなる日が来たとしても、ずっと好きなポケモンと一緒にいられるのです。
僕のラッタ統一デッキは、生涯の相棒ポケモンである「ラッタ」と、僕がラッタと出会うキッカケになった「いかりのまえば」を切り札とし、初代から最新作までのカード達と共に、全てのデッキと戦うことができます。
バトレボ時代に、個体値厳選なんてしなくても同じポケモン6匹集めて対戦するだけでもポケモンって楽しいんだよ、と種族統一を広められた時のように。
本編で相棒ポケモンがいなかったり、相棒ポケモンはいても自分が戦いたかったあのポケモンはいないかもしれない。
でもポケモンカードという環境であればこうやって自分の相棒ポケモンと遊べるんだよ、というシンボル的なデッキであってほしい。
ラッタがみんなのシンボルであってほしい。
そういうワケで、ラッタ統一はできました。