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「薄氷」大げさすぎる名前だけど

私の名前です。
何を書くか決めていなかった時期から、薄氷と決めていました。

「薄氷を踏むが如し」
=大変危険な状態の表れ

自分がいつも綱渡りをしているような気にどうしてもなってしまう。

でも、周囲から見れば、もしかしたら不自由のない暮らしをしているように見えるかもしれない。

むしろ恵まれているにちょっと近いと思われているだろう。

子供達は健康で素直で優秀。
ブランド物を時たま買えるくらいにら夫の稼ぎも悪くはないし、週末には出かける仲だ。
頼めば一緒に出歩いてくれる友人もいる。
両親は遠方ながら健在。

だけど、いつも不安や孤独が脇にあり、それを踏み抜かないように生きてきた気がする。

「何を大げさな」と言われる話なのかも知れないが、ここではその「何を大げさな」と言う話を書いて行きたいのだ。

不安と孤独が怖く、人生の荒波を避けようと頑張ってきた。
親元から離れ、結婚して1人じゃなくて2人。
子供を産み、4人で都会の片隅で固まって生きてきた。

では、不安と孤独が怖くなかったら?
結婚もしてなくて子供達もいなかったから?

素の私は何を望んで何を求めて生きていったのだろうか。
その時は「薄氷」なんて名前を自分に付けたのだろうか。

大切な相棒達であった最愛の子供達の巣立ちを前に、思う日々。
書きたい時に書いて行きます。

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