
クライアントにより近い立ち位置で。クリエイティブとマーケティングで本質から課題解決
2022年12月に博報堂マーケティングシステムズへ入社した筒井 志信。前職まではWeb制作会社で企画提案からディレクション、運用まで幅広く経験してきました。その経験を活かしつつ、新たなステージに選んだのが当社。クリエイティブとマーケティングを両立する当社の魅力を語ります。
顧客課題の深掘から設計、運用まで。遊び心と真摯さを持ってやりたいことを実現

筒井が所属する部署は、オウンドビジネス2部。既存のクライアントへの支援と新規顧客獲得、その課題解決を行っています。
「主にWebサイトやランディングページの制作・運用を担っています。ただ作るだけではなく、マーケティングシステムズという社名の通り、ユーザー課題の深掘りをしつつ、ターゲットにどのように届けるのかというところまでをプランニングしています。制作の前のヒアリング段階での設計や制作後にしっかりユーザーに届けるまで、一貫して支援できるのが特長です」
現在オウンドビジネス2部は8名ほどのメンバーが在籍しています。
「私は、新規顧客への提案や獲得、受注後の進捗管理などを担当しています。役職としては、ディレクターです。顧客へのヒアリングや企画段階など、制作の上流工程から関わることで、自分の発言や提案を反映しやすいポジションに立つことが多いですね。ある意味、クリエイターマインドを持って、自分がやりたいことを実現する環境でもあり、遊び場で冒険するような感覚でさまざまなことにチャレンジしています。
だからこそ、クライアントやメンバーに対しては、常に真摯に、ひたむきに、業務に取り組むことが重要です。クリエイティブという一種の遊びの枠の中で、本当に顧客のためになるのか、課題の根本的な解決になるのか。その両方のマインドを、バランス良く保つことが業務の中で大切だと考えています」
よりクライアントに近い工程に。クリエイティブ×マーケティングができるHMSに入社

筒井がWeb制作の世界に飛び込んだのは、2007年。Web制作会社に入社したことからそのキャリアがスタートします。
「最初に入社した会社では、HTMLのコーディングやCMS構築を中心に業務をしていました。2年目には、カタログ通販会社へ出向して、同社のECサイトの特集コンテンツの制作を担当。2011年から11年ほど勤めた前職の会社では、広告会社に出向。クライアントのコーポレートサイトや社内報のサイトの企画、ディレクションを任されるようになります」
前職、前々職で企画からデザイン、ディレクションまで、制作に関する工程をひと通り経験した筒井。転職のきっかけには、年齢や社会の働き方の変化、これからのキャリアを考えたさまざまな理由があったと言います。その中でも筒井が重要視したのが、よりクライアントに近い立ち位置で、チームで一丸となって課題解決ができる環境に身を置けること。
「転職の理由としては、コロナ禍でオンライン前提の働き方になったことや年齢的に今後のキャリアを見直すタイミングだったことなどいろいろな要因がありますが、そのひとつとして、前職から感じていた、クライアントとの距離感がありました。
私の立場上、出向しているとはいえクライアントの間に広告会社がいる構図には変わりません。ですので、どうしてもワンクッション挟むことになり、クライアントと一緒になって進めるという連帯感が薄いと感じていたのです。オンラインなどで物理的な距離は遠くなるご時世だからこそ、同じ目的に向かって、同じ志で課題解決のために一緒に作っていくマインドが重要なんだと思います。
そう考えた時に、制作のもっと上流の工程で、クライアントにより近い立ち位置で仕事ができる環境が必要だと感じました。たとえば、社内にデザイナーさんやエンジニアさんがいる会社だったり、コンサルティング会社や広告会社だったり――。
そこで出会ったのが博報堂マーケティングシステムズでした」
数ある候補の中でも、当社に入社を決めたのは、クリエイティブとマーケティングが掛け合わさっているという特徴があったから。成果物のクオリティを追求するのはもちろんのこと、その効果が出ているのかというマーケティング視点があり、それが組織的に実践できるかという点が決め手になったと話します。
「リモートワーク前提だったことや、面接官の方の人当たりの良さなどの理由もありましたが、それ以上に顧客のマーケティングに深く踏み込むことで、本質的な課題解決に携わることができそうな点に惹かれました。私が培ってきたWeb制作の知識や経験を活かしつつ、マーケティング機能を持った大規模なCMSやMA・CDPといった新しいジャンルにも挑戦できると感じ、博報堂マーケティングシステムズへの入社を決めました」
半年に1度の面談で、個人の目標を明確化。自分のチャレンジが認められる環境がある

入社して半年が過ぎ、さまざまな案件を任されている筒井。ランディングページの制作からコンテンツの提案まで幅広く対応しています。その中で筒井は、チャレンジできる環境があるということを痛感していると言います。
「入社して最初に参加したのは、私が入社する前から進んでいるプロジェクトでした。DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環で、サイトのガバナンスやシステムの要件などを束ねて、最適化、管理したいという案件です。
多くのブランドを抱えているクライアントでしたので、私はサイトを統合したりするにしても、軸となる考え方が必要だと考えました。ただ、管理する・最適化するだけでなく、クライアントの考え方を可視化して、ユーザーにそれが伝わるように設計する。簡単にいえば、ブランディングの考え方を取り入れるための提案を行いました。
実際に私の提案がすべて通ったわけではないですが、検討段階まで進み、クライアント側の反応も良かったという確かな手ごたえがありました。入社間もない私でも、このように積極的にチャレンジができる環境があるということを実感できた案件です」
このように挑戦的な提案ができるのも、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーからの刺激があるためだとか。
「前職まではひとりで制作を進めていたので、この会社に入社した当初はチームで何かを作っていくということに慣れない時期がありました。現在は、チーム一体でプロジェクトに取り組めることで、私自身が自分の役割に集中でき、しっかり考えられる余裕が生まれるというメリットを感じています。
また、社内の環境として、バックグランドがさまざまなメンバーそれぞれが、自分の領域を飛び越えて、活躍のフィールドを広げていくマインドがあります。当社では、半年に一度の面談で、目標設定をして前回掲げた目標に対してのフィードバックをもらう機会が設定されています。
自分の領域だけではなく、そこを飛び越えていく社風は、こういった評価制度があるからこそ。各々が進む道筋を明確であるため、目標を達成し、成長するためにチャレンジを惜しまないのだと思います。その点が、入社してとても良かったなと感じる部分です」
大企業とベンチャーマインドを持つ環境。したたかに、チャレンジできる人材がマッチ

入社から半年ほど経つ筒井。彼自身と会社の未来をこう語ります。
「個人の面でも、会社の未来という面でも、“存在感”がキーワードになると感じています。個人的な面からいうと、クライアントから直接指名をいただけるような存在になっていきたいです。
博報堂マーケティングシステムズという会社については、存在感をより増していく必要があると感じています。当社が得意な部分を明確にして現状以上に案件を増やしていけるようにしたいです」
そんな筒井が考えるこの会社に必要な人材とは。大企業の雰囲気とベンチャー企業の勢い、双方の空気感があるからこそ、そこにマッチする人材も明確になります。
「博報堂マーケティングシステムズは、大企業の着実な雰囲気を持ち合わせている一方で、社員は60名ほどで、ベンチャー企業のような勢い溢れる雰囲気も併せ持っているという特徴があると感じています。そんな社風なので、新たに入社される方は、したたかに社内の雰囲気や状況を読みながらも、自分のチャレンジ力を発揮していける方が向いているのではないでしょうか。
現状、社内には数字やデータに強く、理性的で、堅実なメンバーが多く在籍している傾向にあります。今後は冒険でき、感覚や直感で行動できる営業型のメンバーが増えると嬉しいです。というのも、私自身が、そういったマインドを持っているので、同じ仲間が増えたら嬉しいと感じているからなんですけど――。
ぜひ一緒に、この会社でチャレンジできるメンバーをお待ちしています」
※ 記載内容は2023年6月時点のものです