【スト6】簡単モダンキャミィ【MASTER到達】
2024年12月14日。ついにモダンキャミィで念願のMASTERになりました！
ダイヤモンドになったときは以下の記事だったので、半年くらいかかりましたね……。
やらなくてもよかったこと
やらなくてもいいこと、いや、できなかったことと書くべきかもしれないですが、幸いにも以下はMASTERへの必須の切符ではありませんでした。
下段ガード
さすがに本当か？と言われそうですが、世の他のプレイヤーの半分もしゃがみができていないです。意識的に後ろ下がりをしていたつもりではない(単にガードしてるだけのつもり)のに中足やラッシュ小足、スライディングなどをめちゃくちゃ食らったり、豪鬼の大Kで有利フレームを取られたりと大損。ラッシュ中段を起き上がりにやってくる相手に対してだけこの悪癖が役に立ちましたが……。
後ろ受け身
そもそもやり方がわからないです。ラインが下がらないしええやろ(全然良くない)
中足
引き続きできません。トレモでは毎回中足ラッシュの素振りしてるのに実戦では一回も成功していません。中K・大Kが普通に優秀なので、中足無くても良くないですか？ ラッシュするとゲージたくさん使うし(自己正当化)
アシスト以外のほぼすべてのコンボ
コンボ練習大嫌い！パニカン確定時はアシスト強(大P)よりその前に2大Pを入れるといいよというアドバイスをもらったのですが全然実戦では使えませんでした。新しい技を身につけるのは難しい……。
アシスト以外のコンボらしいコンボは大アクセルスピンナックル→小P→中スパイラルアロー、これだけです。スピンナックルからダウンまでは取りたかったのでこれだけは練習しました。
アシスト中
アシスト中1段目(中P)は重ねや確定反撃などで優秀な技のはずなんですがとっさに押すことはできませんでした。私にとっての中ボタンは弱と同時押しして投げるとき専用ボタンです。
シミ―
シミーしようと思って後ろ投げを何度食らったか……。諦めて前跳びの原人狩りでごまかしています。めくって画面端側に潜り込んでしまうと状況不利ではあるものの、ODキャノンスパイクで入れ替えがあｒ……12月のアプデで入れ替え削除されちゃった！！！ 気合で後ろ投げとかでまた画面端に送り込みましょう……。
弾以外のパリィ
リバサでジャスパすると入れ替え投げ等できて良さそうというのはわかるんですが、もう面倒くさいからODキャノンスパイクでよくない？となって研究していません。一番の問題として打撃を(ジャストでない)パリィできても指を離すタイミングがわからない……。なお弾はそこそこの精度でジャスパができるようになったのですが、ジャスパラッシュとかしないので全然役に立っていません。
強かった行動
開幕前ジャンプ大K
相手がクラシックの場合に有効。開幕からいきなり昇竜を出せる人は全然いません。なんなら開幕波動拳を撃つようなお客様もいます。ヒットしたらそのままアシスト強コンボ→スパイラルアロー。ガード後は前歩き投げ。まずゲーム開始時に先手を取りましょう！
アロー〆→ドライブインパクト
ダイヤまで来ると逆に「インパクトは返されるから撃てないものだよね」みたいな意識があるのか、インパクトは結構通りました。キャミィのセットプレイとして中スパイラルアローで壁近くで〆ると最速インパクトがちょうど重なるので、アロー〆したら通る相手にはこれをガンガン重ねていきます。ヒットでもガード壁ドンでもアシスト強コンボをもう一回どうぞ。
上記の開幕ジャンプ大Kからのコンボでもドライブインパクト重ねが可能な距離になるので、空大K→アシ強→アロー→インパクト→アシ強→スパイク〆でいきなり5000ほどの体力を奪います。開幕波動を撃っただけなのにね……。
原人狩り
相手の起き上がりに前飛びすることでリバサ昇竜をスカしながらジャンプ攻撃を狙いに行く行動。用語の由来は解説サイトに譲るとして、未だなんだかんだ強い行動でした。シミーが苦手な人間にはおすすめです。キャミィだと中アロー〆→前ステ→前跳びで昇竜スカせるタイミングで飛べるのでいいですね。
ODキャノンストライク
弱体しましたが全然現役。とりあえず飛んで撃ったりアシ弱2発ガードされてから中足出す相手を踏みつけるなど活躍は多岐にわたります。ガード後も小パン/投げ/ガードなど状況を見て適切なものを選べるといいでしょう。私は有利と信じて小パンを入れてカウンターをもらうことが多いです(は？)。逆に固まってる相手には投げを入れてあげましょうね！
あとは立ち回りの中K・大K先端ガード後でも、脳死で差し返し中足を出す道着をこれで屠りましょう。
リバサインパクト
ほとんどのキャラが無敵技からは起き攻めがつかないのですが、無理やりラッシュからなにか埋めようとしてくる相手に刺さったりしていました。全然返せそうなフレームなのに入れ込んでいたりして意外と返りません(リュウが波掌撃まで入れ込んでいてあえなくインパクトされたりしています)。
大K先端→大K
差し返しを狙う相手にかなり有効です。大Kは-3しかないので当然確定はなく、リーチに優れるのでこれを潰す技選択は難しいです。そもそも大K自体がザンギエフみたいな歩いて詰めるしかないキャラにはかなり強いんだよな……。
後ろ受け身にラッシュから重ねるアシスト弱/投げ
2大Pとかできなくても強かった！読み合いにはなるのですが、先出し先端当てすることで相手の暴れにアシスト弱が入りますし、逆にガードで固まっている相手には伸ばして投げに行くのが普通に有効でした。重ねとしては結構嘘の重ねになるのですがなんかフレームとかちゃんと覚えている人少ないので普通に通ります。ボりましょう。
(垂直)飛びにSA3
位置にもよりますがジャンプの最高点くらいでSA3発動するとちょうど当たります。モダンの強みを活かしていきましょう。
お祈り・空対空負けODキャノンスパイク
相手のコンボミスを祈って/空対空で撃墜されたら隙間を狙ってとにかく昇竜をこすりましょう。これで稼いだ星は数知れず。
被BO時のSA1
キャミィといえばキャノンスパイクというイメージが強いのか、BOすると喜々として両手を上げて攻めてくるプレイヤーが本当に多いですがすみません、私のSAゲージ溜まってるんですよ……。ターンを取れるかどうかで本当に違うキャラですし、BOからの回復時間も稼げるので積極的に振っていいでしょう。BO状態で端に追い込まれてたら我々浅瀬プレイヤーはどうせ死にます。
めくり飛び
効く相手・キャラにはいまだに効きます。ダイヤ5でも通じるとは思わなかった……。ただ、振り向き昇竜などがきちんと出せる相手にはきっぱりやめていきましょう。
小パン暴れ
キャラにもよりますが意外と重ねが適当な人間は多いので適度に出してやるといい感じ。ファジーで出せるといいのかな？
本当に伝えたいただ一つのこと
「楽しくワイワイ遊ぼう！」と思ってスト6を買って、そのまま苦手なコンボ練習やキャラ対策をサボってここまで来ました。うまくなるためには苦行をしなければいけないというようなことは全然なかったです。何より、苦しい練習をしても、勝てなかったり研究したとおりに相手が動いてくれないとイライラしますし、真面目に練習をした結果かえって自分自身の逃げ場がなくなってしまいます。
コンボ練習が得意な人は練習を頑張ればいいですし、フレームや確反を調べてキャラ対策の研究が得意な人は研究を頑張ればいい。それらはできる人がやると上に行きやすくなるというだけで、無理にやることではないと思います。モダンクラシック論争を見ていても同様に、やりたい人がやればよく、相手の選択にどうこう言うことでは全然ないと思います。そういういろんなプレイヤーが自由に楽しめるのが、ストリートファイター6の魅力ですよね。
長くなってしまいましたが、私が本当に伝えたいのは「エンジョイ格ゲー！」ということだけです。格闘ゲームを通じて、Twitter(X)やDiscordなどの知人が増えたり、妻(※)とSFLを観たり(来年2月のFINALは現地に観に行きます！)といろいろな楽しみが増えました。周りには私より速いペースでランクを駆け上がる上手い人もいれば、そうでないいろんなキャラでエンジョイする人もいましたが、私にとっては巧拙は全然関係なく、ランクや技術など全然関係なくノーサイドで楽しめるコンテンツでした。他の方の楽しみ方を尊重しつつも、不必要に人と比べず自分自身の楽しみと向き合っていくのがこのゲームの一番の楽しみ方だと思います。
※なお、妻はSF6を買ったはいいものの全然ランクマをやらずゲーム起動後最初にやったのはAKIのoutfitを買って着せ替えて鑑賞することでした。このゲームミラクルニキじゃねえんだぞ。
補足
MASTERを目指す人に私ができるアドバイスが、少しだけありました。
自分を応援する
特にダイヤ5最後の追い上げのときによくやっていたのですが、無敵技をガードされても「フルコン入ってもまだ体力残るから全然逆転あるよ！」、中足ラッシュを食らっても「OKOK、想定内！」、また自分が勝っているときでも「よく今の読みを通した！」など徹底的に褒めます。冷静に戦況を分析するクセが付くのでとても役に立ちますし、リーサルを見る練習にもなりました。試合が終わったあとでも「ナイスプレイ！内容はよかった！」「レベルが違いすぎたからしゃーない、忘れてNext Gameに切り替えよう！」など自身を励ますと、楽しくランクマッチを続けられます。
相手を褒める
コンボを食らったりダウンしている間に「今の空投げ、よく入れたな！」「あ～～～コンボうまい！すごい！」など相手を褒めましょう。利点が2つあって、まず1つはメンタルが安定することです。人間の腹が立つランキング1位って理不尽なことだと思うのですが、うまい相手に負けるのは仕方がないので、「相手がうまかったから今の攻め合いは負けた」と認識すると不思議と腹が立ちません。
2つ目は、相手の行動をよく観察するようになることです。相手も完璧な人間ではないので、このプレイヤーは◯◯がうまいなら、そうでない何かはうまくないのではないか？と次の手を考えたり対策を立てるのに役に立ちます。
無敵技にシミーされたくらいで「ありえないだろ」など言う人もいますが(全然ありえる選択肢だろ！)、そういった態度より心が楽になりますよ！