MtGオリジナルカードデザイン⑪

白鳳さんは青黒赤でコモンの墓地対策になるエンチャントをデザインしてください。

3色でコモンはないやろ…と思ってwhisper見たらまさにこの3色で墓地対策になる《グリクシスの滞留者》がいて驚いた。

さて、辛うじてコモンでも許される複雑性であることが確認できた。エンチャントであることを活用したカードデザインを考えていこう。

従来のコモンの多色エンチャントはほぼオーラであるから、オーラであるのは既定路線だろう。クリーチャーや土地にエンチャントして何らかの効果を得させたい。

というわけで、できたカードがこちら!

《血をまとう疾風/Bloodclad Gust》(赤)(黒)(青)
エンチャント - オーラ
エンチャント(クリーチャー)
瞬速
エンチャントされているクリーチャーは+2/+1の修正を受け、「(T):墓地のカード1枚を対象とし、それを追放する」を得る。

いや弱いな……弱いが強くしようとすると複雑性が上がる。これほどに困難か……。多色のカードとしてきちんと色の役割を与えようとするとそれだけで複雑になる。
召喚酔いの解けたクリーチャーさえいれば、インスタントタイミングで墓地を追放でき、そうでなくてもバットリとしても活用できる。あまり丸いカードをコモンで作りたくはないが、多色化の恩恵ということでどうか……。

それではまた他のカードでお会いしよう!

この記事はMtGオリジナルカードデザイン Advent Calendarの記事です。他の記事もよろしくお願いします。

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