見出し画像

鬱という心が風邪をひいた状態になりました⑥




鬱と鬱状態は違います。これ勉強してはっきりと理解できたことの一つ。
鬱状態はどんな人でもなってるはずですし、山を越えれば元に戻れます。
その一個下に落ちたのが鬱でこれは戻れません。
両方経験したので、よりその怖さがわかるつもりです。

鬱だと、なぜか本が読めないです。
テンションの高い音楽も苦しくなります。
趣味は楽しくないですし、楽しかった予定も苦痛に感じます。
鬱じゃないように振る舞わないとって思うからです。
無理矢理テンションを上げる、から元気ってのもできなくなります。
大したことしてなくてもただただ疲れます。
一人で休んでいるとソワソワするので、悪循環です。
私の場合不安障害ってのが重なってました。

脳の伝達物質が正常に分泌してないんだなって理解はしてます。
ドクターに言われた通りの流れで良くなりかけてる今があるので、すごく感じてます。

ちゃんと9時間近く毎日寝れるようになりましたし、
波がいい時は前向きな企画の準備や、ちょっと入ってる予定の資料を作ることもできます。
このままスッと戻れるような気がしてなりません。
でも穴に落ちるように、スッと不安の海に落ちるかもなんて不安が常にあります。
テンションを上げるのが怖いです。

あと少しって感覚がずっと残ってるのが今です。
正直焦る気持ちでいっぱいです。
焦ってはダメなのは理解してますが、ソワソワが最大の敵です。

いいことも実は見つかりました。
鬱の時ってテンションを上げていけないので、冷静すぎるくらい冷静でいられるんです。
数字や企画を作る中で冷静に見れるって意外といいことです。
見えてなかった面も意識できますし、リスクヘッジができます。
ワクワクで資料を作ってるといいところをもる作業ばっかりでリスクをあまりみないこともあるので、
計画する上ではメリットもありました。
なんでも「やろう」も大事!って思ってきましたが、こうした目線も今後大事なので、一つ能力を得た気がしてます。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?