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暮らしやすさの裏で、消える命

こんにちは。
朝夕には涼しい風が吹き、虫の声の移ろいに、秋の訪れを感じます。
それでも日中はまだ暑く、照り付ける陽は肌を焦がすよう。
つい数年前までは、35℃なんて、珍しかったのに。

毎年海水温が上がり、珊瑚の白化現象も問題になっています。
鯨や、魚、……海の生き物たちはみんなどうしているかな、と思う今日この頃。人間はクーラーもあるし、食べ物にもまだ困っていないけれど、自然界の生き物たちは、この暑さを生身で耐え抜かなければならない。
海洋プラスチックが原因で海が汚染され続けるのも、船の騒音が原因で鯨たちの歌が遮られるのも、暑さにより美しい珊瑚礁が失われるのも、本当に切ないです。

自然界の生き物は、皆賢明です。人間だけが賢い訳では決してないのに、どうして驕ってしまうのか。私には、自分たちの暮らしやすさのみを追求し、都市が作り続けられているように見えます。このように広い範囲で文明が発展し、多くの製品が作られ、かつそれに需要があるとなると、一体どうしたらいいのか、正直全く見当がつきません。

今自分にできることは何か、沢山考えて、なるべく環境にやさしいことをする、ものを使うように心がけています。それでも刻一刻と、私たちが与える影響によって、終わりに近づいている命があるのかもしれない。

日を重ね、生き物を知れば知るほど、そんなことを考えずにはいられないです。どうか、今ある自然が、これ以上奪われることがありませんように。人間と自然、共生できる道が、きっとあるはずだと信じています。

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