富士・田貫（たぬき）湖畔の国民宿舎が快適だったお話

2023年9月26日 22:04

義父母に誘われて、富士山の近くにある田貫湖の湖畔にある国民宿舎へ行ってきました。「富士山の近くの田貫湖ってなんだ？」と聞いたことのない名前。そんな場所にある国民宿舎って……とあまり期待もせずに行ったのですが、思いがけず、とても良い場所だったのでnoteしておきます。

宿舎の詳細はコチラから……

当日は、富士宮まで新幹線と在来線を乗り継いでいきました。そこから義父母にクルマでピックアップしてもらうためです。「なぜ（新幹線の駅のない）富士宮？」と妻に何度も確認したのですが、「わたしだって、わかんないよ」と言われたので、富士宮へ。

義父母が「（新幹線の停まる）新富士駅」へ間違えて行ったしまったため、富士宮駅周辺でお昼を食べることに。観光案内所で教えてもらった、虹屋ミミへ。富士宮焼そばって、聞いたことはあったけれど、食べたことありませんでした（そもそも富士宮が初めてなので）。

食べたら、ものすごく、ものすごく美味しかった！　なんていうか、そばの弾力や歯ごたえがちょうどいい。あとキャベツが細かく刻まれていて、味がそばやキャベツにしっかりと染み込んでいます。鰹節もたくさん入っていたのも美味しさの秘訣なんでしょうね。妻に「大げさだな」と言われるほど、わたしは感動してしまいました。

そんな富士宮駅から30分ほどクルマを走らせると、田貫湖湖畔の国民宿舎に付きます。途中ののどかな景色を楽しみながら快適なドライブ……って、わたしは乗っていただけですけどね。

宿舎内のラウンジが素晴らしかったのですが、それはまた後ほど書きます。客室のある廊下などは、リゾートホテル感は希薄で、ややビジネスホテル寄りの雰囲気。

部屋も広いとは言えず、まぁ国民宿舎だよねという感じなのですが……

窓から見える景色が素晴らしいです。あいにくの曇り空で、正面に見えるはずの富士山が隠れて、やや残念ではありますが、それでも緑が豊かな景色は大好き！富士山が見えれば、それもまた良かったのでしょうが、どんより雲の自然感もまた好きです。

レンタサイクルを宿舎で借りて、湖畔を一周しました。自転車のメンテナンスも行き届いているし、子供用の自転車もあり、すごく充実しているなと感じました。これで200-300円くらい／1時間でした。

子供用自転車があるってポイント高いですよね。まぁ我が家の子供は「まってるぅ〜」と言って、祖父母の部屋へ行ってしまいましたけど……まぁそれも良い旅です。

途中にキャンプ村があって、ものすごい数のテントが張ってありました。キャンプ場のスタッフの話によれば、100%を超える数の客数だということｗ ←いいのかｗ？

ここにもレンタサイクルがあり、子乗せ用自転車も借りられるようです。

ということで湖畔を50分くらいかけて自転車で走り、宿へ戻ってひと風呂浴びました。夕食の時間まではラウンジで一杯……と言いたいところですが、わたしは下戸なのでカフェラテです。晴れていれば目の前に富士山が見えるはずなのですが、霧があって見えません。まあでものんびり過ごせる、とても良いラウンジです。アイスラテも450円くらいと良心的というか、そのあたりのカフェより安い。ビールも500円したかどうかくらいです。

で、そのまま夕飯へ。息子だけビュフェにして、大人はコース料理。わたしも妻もビュフェで良かったのですが、祖父母がコース好きなので……。ちなみにコースはもちろん、ビュフェも美味しいです（少し息子にもらいました）。

ちゃんと煮物や焼き物と、いわゆる旅館のコース料理という感じで、最後にスイーツが出てきます。この頃にはもうお腹いっぱいだったのですが、まさかスイーツが、こんなに充実しているとは思いませんでした。国民宿舎のスイーツって、もうちょっと「付け足しました」感のあるものが多いような気がしますが、ここはキチンと「ご用意しました」的な、どれも美味しいスイーツでした。

ぐっすり眠った後に、4時に起床。この日はワールドカップのラグビーのイングランド戦があったのです。ハーフタイムあたりに窓から外を覗くと富士山のシルエットがきれいでした。息子が「朝は富士山が見たいなぁ」と言っていたので、叩き起こそうと思いましたが、妻に止められたので断念。

なんかモヤモヤしながら試合は終了。外はすっかり明るくなっていて、富士山が見えるかなぁと思ったら、ちゃんと雲がかかっていて見られませんでした。ちなみにキャンプ場のスタッフの話によれば、富士山が見られるのは3日か4日に一度くらいなのだそうです。まぁ朝霧高原が近い場所ということで、いつも霧や雲がかかっているのでしょうね……名前からのイメージですけど。