コーディネーター・アラジンのブログ #22 卒業生講話
Graduates talk to current students.
卒業生講話
毎年学年末考査も卒業式も終えたこの時期には、社会人や卒業生が在校生のためになる話をする特別の授業が企画されます。
ブログ#19,21で紹介した「社会人に学ぶ」講座に続いて、3月6日には「卒業生講話」がありました。
話してくれたのは、一昨年の卒業生ふたり。
ふたりは、
(高校時代)やっておいてよかったこと
(高校時代)やっておけばよかったこと
進路を決めたきっかけは?
現在の生活について
将来のこと
をそれぞれ織り込んだ、見事なプレゼンを披露してくれました。
県立大2年の林美心さんは、白馬高校時代は、ダンス部でみんなを纏めた経験や、1年生の時から、学習に力を入れて、高い成績を取ることを目標にしていたことが、大学進学や今のマネジメントの勉強に役立っていることを語ってくれました。
英検を早くから受けておくべきだったことや、白馬高校では進路相談など先生方に手伝ったもらったために、甘えてしまい自分で情報を集める力がつかなかった点などをやっておけばよかったこととして挙げていました。
短大2年の東楓さんは、白馬高校で初めて友だちを一から作る経験をしたことと、白馬高校時代、保育に興味があったのに、文理コースを選んでしまったために、保育の授業が受けられなかった分、アルバイトでしろうま幼稚園の延長保育の手伝いをさせてもらったことから保育を目指すようになったそうです。
高校時代は、普段の勉強の手を抜いて、テスト勉強はギリギリまでやっても終わらないで、ぶっつけ本番でテストを受けたことなど、ちゃんとやっておけばよかったこととして語ってくれました。
短大では、1年は座学中心だが、2年は実習中心で、課題は毎日複数あって厳しいとのこと。
大学生になると、高校では無かった自由がいっぱいあるけど、提出の締め切りとか時間に縛られることも多いので、高校時代に出来ることをしっかりしておくのがいいよと、語ってくれました。
二人とも、話が分かり易く、見やすいパワーポイントを使ったり、幼稚園児と作った紙皿シアターなどを見せたりして、効果的な説明のために工夫を凝らしたプレゼンテーションでした。思わず、「どうして、そんなにプレゼンが上手いのですか」と質問してしましました。
白馬高校の授業では、プレゼンをする機会が非常に多いのも、どうやら役立っているようですよ。