見出し画像

コーディネーター・アラジンのブログ #39 入寮式

Welcome Ceremony for New Residents


4月6日は、午前中に入寮式、午後には入学式と忙しい一日です。
ここでは、入寮式のお話をします。

4月になって、新寮生たちが次々と全国からやってきます。新しい顔ぶれを前に2,3年生も急に先輩らしくなって、率先して、寮内のルールや金庫のセットの仕方から食事注文の変更の仕方とか、掃除の要領だとかこまごまとしたことまで、大人のスタッフの手を煩わすことなく、後輩に教えてくれています。寮内の空気もいつになく緊張感が漂っています。

朝食風景

私は一番大きく変化を感じたのは、食事の場面です。これまで、女子寮と男子寮は別々にそれぞれの寮で食べていたのを、今年から、コロナも収まり、食堂業務の軽減ということもあって、広い女子寮の食堂で、男子も食べることになりました。男子も今のところは(?)行儀良く、挨拶を交わしながら、和んで食べています。その光景が私には大変新鮮に思えました。パーテーションに向かって黙食していた以前と大違い。
心配していた混乱もなく、それぞれ時間差をつけて込み合わないように頃合いを見計らって食堂を利用しています。

さて、今年の入寮式は、例年役場の施設を利用していましたが、今回は会場が予約で一杯だったとかで、結局学校で行うことになりました。保護者と合わせて50名近くの参加者のため、生物室を借りて、白馬山麓事務組合の白馬高校支援係が主催し、代表の丸山白馬村村長が式辞を述べられました。


式辞を述べる丸山白馬村村長

続いて、学校長が挨拶。関係職員の紹介(私もその一人でした)があり、在校生代表の2年生の北村君が歓迎のあいさつをしました。


先輩代表が歓迎のことばを述べました。

次は、入寮生17名全員が一人ひとり自己紹介をしました。中身は、名前・出身地・白馬でがんばりたいことを一言の3つを述べることと司会に言われて、突然でしたが、「勉強がんばります」「山に登ります」「スキーでがんばります!」「友達一杯つくります!」などと元気な発言がほとんどで、大変頼もしく、狭い教室なのでみんなの声が響き、保護者のみなさんも笑顔で聞いておられました。

全員が自己紹介

 この入寮式の後、午後の入学式までに、ほとんどの方が事前注文された弁当を一緒に食べることができ、生徒同士だけでなく、保護者同士のお話もはずんだようで、大変和やかな式となりました。

この記事が参加している募集