コーディネーター・アラジンのブログ #123 白馬は外国人だらけ!
it's full of foreigners.
ウィンターシーズンは、白馬村は外国人だらけになります。
正月をはさむ冬休みは、日本人もたくさんウインタースポーツにやってきて、スーパーも大混雑します。しかし、1月も半ばを過ぎると、外国人ばかり目につきます。何といっても一番多いのはオーストラリアの人たち。長い夏休みをここで過ごす人が多いですね。若者のグループや、子どもたちといっしょに家族でバカンスに来ている人たちも。2月に入ってスキー場に行くと、ここはどこの国?と言いたくなるような光景です。日本人かな?と思ったら台湾人だったり。あとは私のようなシニアの日本人かな。村内を散歩していても、出会うのは外国人ばかり。それもそのはず、村内在住の人は雪道は歩かないで車を利用するけど、観光で訪れる外国の方は車を持たないので、もっぱら歩く歩く。
観光英語の授業
そんな白馬の冬に合わせて、白馬高校の英語の授業では、スキー場やバスターミナルで、外国人にインタビューをする実践プログラムがあります。
この日は、本当は松本城まで行き、外国人を捕まえてインタビューする予定だったのですが、大雪で、松本も積雪があり、松本城も美しい雪景色ではありますが、普段積雪のめったにない松本方面の市町村の道路の除雪が間に合わず、悪路なので、松本行きをあきらめ、近くの五竜スキー場で実践しました。
事前に生徒が準備していたインタビューの内容はおよそ次のようなものでした。
はじめに、声をかけます。一例です。
質問内容の例です。
など、8項目以上は自分で準備しておくことになっています。
松本城など他の地域で行う場合は、白馬の宣伝?も入れるみたいですね。
これをグループ単位で行い、メンバーが交替でそれぞれ必ず一人以上にインタビューすることが課せられていました。
制服の高校生には興味があるのか、多くの方が快くインタビューを受けてくださったので、短時間で予定したプログラムは完了したようです。
白馬村の外国人
白馬村の人口は、今年の1月1日現在、4年ぶりに9000人を超えたことが報道されていました。(大糸タイムス1月11日付)
これは冬季にスキー場や宿泊施設、飲食店等で働く外国人転入者が増えることが、これまでのコロナの影響が減少し、以前に戻ったことによるそうです。その結果、1月の白馬村の人口9159人のうちの、13.5%にあたる1239人が外国人居住者となっています。
(長野県では、川上村のようにもっと外国人居住者の割合が高い村もあります。レタス農家の技術実習生としてフィリピンの方が多くおられます。)
白馬村では日本人居住者は減少していますが、それを補って人口増をもたらしているのが外国人のみなさんです。
中でもオーストラリア人が飛びぬけて白馬にはおられます。出会った外国人にどちらからと訊くと「もちろんオーストラリアです!」って答えられたこともあります。
居住者も旅行者もオーストラリア人が圧倒的に多いのが白馬の特徴です。