コーディネーター・アラジンのブログ #9 日本酒「黒菱」
Kurobishi was sold out (-_-;)
「白馬高校日記」に日本酒?
突然ですね。でも私の中にはちゃんとストーリーがあるんです。
このお酒(おりがらみ原酒の方)、古希の祝いに飲みたかったんですが、入手できませんでした。
#8のブログで、私が深夜の女子寮の生徒の部屋の明かりのことを書いたので、えっと驚かれた方も多いはず。そう、実は私にはもう一つの顔があって、女子寮の宿直業務をたまに手伝う仕事をしています。そういうわけで、せっかくの誕生日に家で祝ってもらえることなく夜勤の仕事をしていたので、昨夜は、あらためて古希のお祝いを妻のジャスミン※としました。
※ ジャスミン❤アラジン わかりますね!?
それなのに、楽しみにしていた黒菱おりがらみが品切れで無い!
これは、白馬村のお隣の大町市にある「白馬錦」で有名な酒蔵「薄井商店」さんが八方尾根観光協会とコラボした「日本酒造りプロジェクト」で作ったお酒で、白馬村内限定販売品。このプロジェクトでは、観光協会が全国から募った一般の人たちが白馬村のアルプスがきれいに見える野平(のだいら)地区で田植えや稲刈り体験をして、自分たちのお酒を造ろうというプロジェクトです。
2017年から始まりましたが、白馬高校生は2018年と2019年、コロナで中断して2022年の田植えや稲刈りにボランティア参加。
2018年のときは、障がいのある方たちに特製の田植えボートに乗って頂いて、生徒たちがサポートし、手を添えて、田んぼの感触を楽しんでもらいました。
私も、一緒に田んぼに入って植えたり、稲刈りをしました。つまり、自分たちの手で植えた苗がお米になって、お酒になったわけでして、生徒たちには悪いですが、これを味合わないでどうします?
毎年、白馬土産に買っては、知人に、これは私が植えた米で作られていると語っています。そうでしょ、土産品にはストーリーがあってこそ有難みがあるというもの(笑)
また、薄井商店の方に教えてもらいましたが、私たちが植えた米は「山恵錦」(さんけいにしき)という長野県で生まれた品種で、よくお酒に使われる「山田錦」よりも白馬のような風土に適しているそうです。そして、山恵錦は、山田錦よりも心のこもった品種だそうです。
漢字をよく見てください。
山恵錦=山田錦 十(プラス) 心
「恵」=「田」+「十」+「心」
このネタは素敵ですね。