コーディネーター・アラジンのブログ #61 ウィング21
class matchクラスマッチ
全クラス対抗のバレーボール大会がありました。
会場は、学校体育館ではなく、白馬村の広い体育館のあるウィング21で開催しました。
ウィング21は、長野オリンピックの時に建てられた文化・スポーツの複合施設で、客席数500のホールと体育館があります。
鳥の羽ばたきをイメージした屋根の形が特徴で、21世紀への羽ばたきを期待して名付けられたようです。
白馬高校はここの文化ホールを、講演会や発表会などで利用し、スポーツイベントでもここの体育館を利用することが多くあります。
そんなウィング21で開かれたクラスマッチですが、試合内容や結果は、学校のホームページに譲るとして、アラジンが興味を持って紹介したいものの一つは、生徒たちの着ている「クラスTシャツ」です。
クラスで、しろうま祭(文化祭)などのイベントで着るTシャツを作るのが習わしになっています。クラス全員が同じTシャツというのが多かったのですが、今年は、一部に個性が出せる異なる文字を入れるのが出てきました。
こちらは、従来型。従来型では担任の顔を入れるのも多かったですね。
樹木園の話
もう一つ、地元の人もあまり知らないウィング21の北庭に小さな樹木園があります。作られた経緯は勉強不足で知りませんが、オリンピックの記念として各国から、寄贈されたのかも知れませんね。
ここには珍しい樹木がたくさんあります。樹木の名前と原産国の名前が記された名札がついているので助かります。この時期、花が咲いているものも多くあったので、紹介しますね。
ハンカチノキ 原産国:中華人民共和国
ちょっと、花の時期を逃してしまい、広いつるつるの葉っぱが名前の由来かと勝手に想像して、帰って調べると、白い大きな花びら(正確には苞葉) がハンカチに見えるとありました。しかも開花時期が4~5月とあったので、慌てて、再度見に行きました。
まず、地面に、大きな白い花びらが落ちていました。高い位置には、まだ落ちずに残っている花もちらほらありました。これが一杯咲いていたら見事だっただろうと想像し、来年は見逃さないようにしたいものです。
ドイツボダイジュ(菩提樹) 原産国:ドイツ
シューベルトの歌を思い出します。あの「リンデンバウム」がこの樹だったんだ。花(まだ蕾ですが)を見ると、これは、シナノキとよく似ています。
ヤエザキトチノキ 原産国:ギリシャ
ほとんど、だれも立ち寄らない、駐車場と反対側の、施設の北側でひっそりとした森になっています。
もっと、多くの人が立ち寄って欲しい場所の一つです。
クラスマッチを取材に行きましたが、クラスTシャツや、樹木園に話が行ってしまいました。まあ、これもブログのいいところとお許しください。