コーディネーター・アラジンのブログ #34 フランスとオンライン
Online meeting with France on Zoom
フランスのアンブロワーズ・クロワザ高校の先生とzoomでお会いしました。
時差8時間は大きいですね。
日本では夕方17時半、フランスでは、朝の9時半。こちらはアルの自宅からジャスミンと、フランス側は学校からCallis先生とCaballero先生です。
最初はお互いの自己紹介から始まって、白馬と、学校のあるムチエがどんな所かを教え合いました。ムチエは、人口3000人の小さな町。スイスのジュネーブから1時間、イタリアの国境の町からも1時間のところです。でも高校は国立で、1200人の生徒がいます。白馬高校と一桁違いますね。レストラン科やホテル科もあって、サービスや料理の勉強もするとか。
(校内の映像は先に送っていただいて、ブログ#31で紹介しています。)
Caballero先生は、料理を教えておられます。彼は日本に3年間滞在されたことがあって、日本語がとてもお上手でした。
話題が、料理の話になり、サヴォアのチーズの話や、それを使った有名なサヴォア料理 クロジフレットが出てきて、クリスマスにそのチーズをいただいて、生徒たちとクロジフレットを作ったことをお話しました。
(この料理の話は、ブログ#12で紹介しています。)
「いただいたチーズはとても濃厚で美味しいのですが、匂いがちょっと・・・」と言うと、「フランス人は気にならないけど、丁度日本の納豆みたいだね」ということになりました。お二人とも納豆は臭くて食べられないそうです。(じつは私アルも苦手で、ジャスミンは好んで食べています。)
Callis先生は、日本料理で好きなのが「お好み焼き」だそうです。私は大阪と白馬の二拠点生活なので、今度Callis先生が日本に来られるときは、ぜひお好み焼きをご馳走したいですね。
ちょうど、我が家の夜の料理の一品がフキノトウの天ぷらだったので、フキノトウを紹介しました。ヒマワリのような花に見えるので、Caballero先生が身を乗り出して、画面越しにフキノトウを観察。日本の天ぷら料理にも詳しそうですが、どうやらフキノトウは初めてのご様子でした。
お酒の話も話題になり、Caballero先生は「一番搾り」のビールが好きだけど、日本酒も大好きだとおっしゃるので、さっそく、白馬村限定の「黒菱」を紹介しました。もちろん、生徒と植えたり、刈ったりしたお米で作られているんだよと自慢話(?)をしました。
(黒菱については、ブログ#9で紹介しています。)
生徒の交流をこれから発展させたいので、新入生にもアピールして国際交流クラブの盛り上げを図りたいと思っています。
Callis先生からは、ぜひアンブロワーズ・クロワザ高校に来てくださいとのお誘いがあり、生徒を募って、訪問する手立てを考えないといけません。
難しいのは、白馬高校が休みで、アンブロワーズ・クロワザ高校が授業のある日というのは、なかなかありません。日本の夏休みは、フランスでも夏休みですからね。日本の学校が南半球の学校と交流が多いのもそのためなんです。日本の夏休みを利用しても、オーストラリアなどでは授業をやっていますからね。
このオンラインミーテイングで、お互いの顔を見て、会話することで、さらに親しくなることができました。
この出会いを大切に、これからも生徒や学校や村を巻き込んで交流を深めて行きたいと考えています。