釣りは竹竿づくりから!?〜こんな授業があるんです@白馬高校〜
白馬高校には特色ある授業がたくさんあります。観光実務、観光英語、アウトドアスポーツ、山岳基礎、多文化時事、環境 etc…。こんな授業、私も受けたかった!!と思うムラミですが、今回は3年生の選択科目である【野外活動】の授業に密着。
野外活動の授業ではどんなことを学習するの?
【野外活動】の授業は、3年生の選択科目。
花植え、野菜づくり・収穫、釣り、野外調理、かまくら作りなどなど、聞いているだけでワクワクするような活動がオンパレードです。
土の温度、におい、感触。
自分の肌で感じるものすべて。
スマホやパソコンが普及する現代社会。そんな社会だからこそ、こうした五感を使う活動は今まで以上に大切になってきます。
だって私たち人間だって、自然の一部ですから。忘れちゃいけません。
釣りをするならまず道具から!
とある日のこと。
野外活動の先生に、「今日はどんな授業をしますか」と聞きに行ったところ、「今日?今日は、たけとりのおきな」と一言。
・・・たけとりのおきな。
竹取りの翁?
野外活動の授業の「釣り」では、竹竿を使います。そのための竹を自分たちで取りに行く!!
そうです、釣りは道具づくりから始まるのです。
竹を目指して
バスで揺られること30分。小川村に到着です。ここで地域の方の協力を得て、竹林へ歩くこと15分。
竹竿用の竹は太すぎると重いし、細いと折れやすい。ほどよい太さのものを選んで、切っていきます。
女子も積極的!いや、むしろ女子のほうがガンガン上に登ってく…。
余分な枝は、なたで先生たちがカット。すばやく枝を切っていく先生方。プロってます。
竹はトラックの上に積んで、落下しないように慎重にロープで結んで…
安全運転で学校へ。
お気に入りの一本に
自分たちで切ってきた竹。
とっておきの一本に仕上げていきます。
節の出っ張りを削ぎ落としたら、あとはひたすらヤスリがけ。
凧糸とボンドで仕掛け部分を作って、
できあがり〜!!!
道具に愛着をもつ
イチロー選手が道具を大切に扱うことで有名だったけれど、スポーツやアウトドアなどをするための道具は、いわばパートナー。
今回、一から竹竿づくりにチャレンジした生徒たち。
自分だけの竹竿に愛着をもたないわけがない!!
そんな【道具に愛着をもつ】ことを授業を通して体感できるのは、野外活動授業ならではだなと思いました。
いよいよ次回は自前の釣竿でフィッシング🎣
to be continued.......