笑顔が笑顔につながる 〜白馬塩の道まつり×白馬高生~
少し前になってしまいましたが、5月4日(土)に【白馬塩の道まつり】が開催されました。当日は天気もよく、北アルプスの絶景を楽しみながら、みなさんそれぞれのペースで塩の道を満喫されていました。
そもそも塩の道って?
名前の通り、塩や海産物を運ぶための道。歴史は江戸時代にまで遡ります。
塩は保存食に欠かせないもの。
長野県は海なし県ですから、当時の人々のくらしを支える大切な道だったんだろうなと思います。
塩の道は全国にあるそうですが、
長野の塩の道は、新潟県糸魚川から長野県松本市を抜けて塩尻まで続きます。
その距離なんと120キロ!!
たいていは細い峠道。主に歩荷と馬で荷物を運んでいたそうです。
そのため、馬はとても重宝され、
塩の道に旅人や馬の安全を祈願する「馬頭観音」も多く見られます。
白馬エリアの塩の道まつりとは?
白馬村塩の道は、落倉自然園からグリーンスポーツの森までの約9キロの道。
白馬塩の道ルートのすごいところは、
なんと言っても、間近に迫る北アルプスを眺めながら歩けること!!
いつ見てもため息が出るほど素晴らしい絶景です。
途中、ふるまい場所(休憩場所)も。
どら焼や飲み物、おにぎりや漬物などの嬉しいふるまいが(^o^)
白馬高生、今回のミッションは?
さてさて。
白馬高生も地域の一員として、塩の道まつりに参加してきました。
今回のミッションは【エキストラ参加とふるまいボランティアに参加せよ】。
エキストラ参加は、昔の衣装を来て、
村長はじめ、地域の方々と一緒に行列になって歩くお仕事。
ちなみに村長は馬に乗って登場です。
北アルプスが背景って・・・かっこよすぎでしょ。
ふるまいボランティアは、休憩処で
参加者の方に飲み物や振る舞い品を提供するお仕事。
最初、緊張気味だった生徒が時間が経つに連れ、積極的に飲み物を提供してコミュニケーションを図っている。
そんな状況に、ちょっと感動。
「地元の高校生なの?えらいな〜」
「あらー。かっこいい子たちだね〜」
「ありがとう!!」
「◯◯くんじゃない!がんばってるね〜」
参加者の方から生徒たちにかけられた言葉の数々。
こうした言葉が、生徒たちの緊張をほぐし、生徒たちのやる気につながり、
自信につながっていったのだと思います。
周りの人に支えられてるね。感謝!感謝!です。
生徒の「振り返りシート」から
暑い中、楽しむかつ真面目にボランティアを終えた生徒たち。
後日、感想を書いてもらいました。
生徒ひとりひとり、ボランティアを通じて得るものや感じるものがあったようです。
机上の勉強だけでは得られない、体験したからこその気づき。
こうした気づきの積み重ねが人を成長させていくものだとムラミは思います。
笑顔が笑顔につながっていく
今回のボランティア活動で印象に残ったのは、「笑顔」でした。
参加者の方もそうですが、いろんな人と触れ合う中で元気や優しさをもらい、笑顔になったのは高校生も同じ。
参加者、運営側、ボランティア。
それぞれの人たちの笑顔であふれる、素敵な一日となりました。
きっとこの日、【最も笑顔が見られた村】だったにちがいないw
白馬高校生のみんなには、周りを笑顔にする存在になってほしいなぁ。
終わりに・・・
ボランティアにお声かけ下さった白馬観光局のみなさま。また、塩の道まつり関係者の皆さま。
本当にありがとうございました!!