テストの利用価値って?
6/19(金)から6/25(火)まで期末考査中。
いつもはにぎやかな教室も廊下も、
この期間中はしーんと静まり返っています。
テストの点数で全てが決まるわけじゃないし、生徒たちの個性や能力は学力だけでは到底測れません。
大事なのは、結果よりももそこに至るまでの過程。それとテストの受け止め方。
◇どれだけ粘り強く机に向かえたか。
◇計画的に進められたか。
◇分からないところをうやむやにせず、誰かに助けを求められたか。
◇最大限の力を発揮しようとしたか。
◇自分の体と心をコントロールし、健康を保てたか。
◇結果を冷静に受け止め、内省し、今後にどうつなげられるか。
こうした姿勢は、生涯を通じて生徒たちの力になると私は思います。
・・・って、都合の良いようにテストに意味付けをしているだけですかね!?
でもどうせやるのであれば、
やらなければならないのであれば、
そこに自分なりの価値や意味を見出して、前向きに取り組んだほうが何事もいいような気がします。
テストは、教員にとっても生徒理解を深め、自分の指導力を振り返る良い機会。
「あ〜、この子はこういうつまづきをしているのか」
「ここはもっと分かりやすく説明すればよかったか」
「この問題はもう一度みんなでおさえておこう」
私は小学校教員時代、子どもたちにテストをファイリングするよう指導していました。
間違いや失敗から学ぶことは大切だし、自分がどんな間違いをしやすいのかの傾向を見ることもできます。自分の成長を感じることもできる。
ただテストの点数を見て「はい、おしまい」では、もったいない。
とはいえ、やることが山ほどあるのが学校。
テストをじっくり見返す時間を授業内で毎回持つのは難しかったですね…。
テストの意味やあり方は、教員、保護者、生徒本人の捉え方ひとつで大きく違ってきます。
点数に気を取られがちだけれど、テストをする本質って別のところにあるのではないでしょうか。
テストの利用価値。
みなさんはどう思いますか。
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