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白馬高生×ボランティア〜米づくりの達人から学ぶ〜

実りの秋です!!

ここ、白馬村でも、
稲穂が垂れ、黄金に輝く季節となりました。

ということで、お米の収穫に馳せ参じましょう。

今回のミッションは…

今年5月、八方尾根開発さんからのありがたいお誘いで、田植えのボランティアに参加した8名の生徒たち。

田植えの様子はコチラから↓

今回は稲刈りに挑戦です。

「参加者の方や地域の方と交流することができなかった」という前回の反省をもとに、今回のミッションは、、、、

【稲刈りの手伝いをするとともに、参加者や地域の方と交流をする】

としました。

ミッション達成できるかなあ。

参加者の人と…

集合場所からバスに乗り、野平地区まで移動します。

圃場につくと、前回の田植えのときに参加していた人がちらほら。

田植えをしたんだもの。
やっぱり自分の手で刈りたいですよね!

米づくりの達人にレクチャーを受け、各自、鎌をもってLet's 稲刈り!!

効率性を考慮し、3チームほどに分かれて作業開始です。

高校生チームで固まろうとする生徒たち。

すると、ある生徒が、

「え、それじゃあ、地域の方と交流できないじゃん」と。

おお!確かにそうだ!!

その一言で、生徒ひとりひとり、「交流すること」に意識が向いたような気がします。

地元の人に声をかけたり、
外国人に英語で話しかけたり、
休憩時間に子どもたちと交流したり。

和気あいあいとした雰囲気の中、参加者の方と時間を共有する姿が見られました。

米づくりの達人と…

さて、肝心の稲刈りはと言いますと…。

鎌の使い方、はぜの作り方のコツを達人に教えてもらう生徒たち。

さすが達人!手さばきが違いました。

まだまだ残暑が厳しかったこの日。
汗だくで作業を行います。

時折「それじゃだめだーっ」と、達人から喝が…。

それに対して、大きな声で「はい」と短く返事した生徒がいました。

入れられた喝にへそも曲げず、そっぽも向かず、真正面から受け止める。

これって、なかなかできないことではないでしょうか。

その後も、「これでどうですか」「やり方は合っていますか」と、積極的に達人に教えを請います。

ムラミが高校生のとき、こんなにテキパキとやりとりできなかっただろうな…。

たのもしいです。

稲刈り後のお楽しみと言えば…

待ちに待ったお昼の時間。

今回も、八方尾根開発さんはじめ、関係者の方々がBBQを用意してくれました。ありがとうございます!!

生徒たちの楽しみは8割方こっちかも…。

信州豚をはじめ、シカ、イノシシ、イワナ、アスパラガス、秋ナス、ピーマン…。塩気のきいたおにぎり。

本当においしくて!
お腹いっぱいいただきました!

汗かいて動いたあとの楽しい時間。
よかったね。

ごちそうになりっぱなしは申し訳ないので、最後の片付けも手伝います。

八方尾根開発の皆さま、その他関係者の方々、お声かけいただきありがとうございました。

またいつでも高校生の力、貸します!!

生徒のふりかえりから

生徒の振り返りを少し紹介します。

稲をたくさん持つと以外に重くてびっくりした!参加していた方とも、運営してくださった方とも前回よりお話ができてよかった。外国の方もたくさんいて、日本ならではの体験ができるいい機会なんだなと思った。

思ったより稲は刈れなかったけれど、おじいちゃんに怒られながら結ぶのをがんばりました。田植えのときにいた子だね、と認識してもらえたのが嬉しかったです。

〇〇ちゃんと△△ちゃんのコミュ力(コミュニケーション力)を見習いたい!農家の方はプロすぎて、作業が早いし、的確で勉強になった!

人とのふれあいの中で

スマホの普及、コロナ蔓延による急速なオンライン化…。

顔と顔をつき合わせて話すことが極端に減った社会に生きる子どもたち。

でも、人間である以上、コミュニケーション力は必要不可欠。

自分を取り巻く環境の中で、失敗しながらも、くりかえし、くりかえし。

さまざまな経験を通して、コミュニケーション力を伸ばしていってほしいなと思います。

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白馬高校サポーターしろうまムラミ
白馬高校は「教育魅力化プロジェクト」に参加しています。いただいたチップは、白馬村・白馬高校のさらなる魅力アップのため、生徒と使い道を相談しながら、大切に使わせていただきます。応援、ありがとうございます!!